寺茶会清澄沢てふ七変化
修業しているのは異国の僧ばかりという禅寺曹源寺での茶会。街なかにあるのに、一歩山門をくぐると、ひんやりとした山気に包まれる。奥書院での一席目は、お軸「江上清風」に清澄沢という山あじさい、菓子の銘は「しずく」、ふりむけば、枯山水が広がっている。
表書院での二席目の菓子は「青楓」、風炉に乗っかっている筒型の釜には、<とくとくと落つる岩間の苔清水 汲みほすまでもなき住居かな・西行>の色紙の紋様があり、深山幽谷の雰囲気を味わわせてもらった。
苔さくや仏うするゝ石の面 石橋秀野
