アイリスに結び雨月の博多帯
今日は終日雨の予報でしたが、晴れ女のお客さん、小止みがさらに止んだ頃お見えでした。近江上布に博多帯をアイリス結びして、半衿には葡萄の刺繍。生まれて初めて詠んだ句を俳画にしてさしあげたら、「あれからなかなか詠めなくて、、、」と仰る。「雨が降りだしたのかと思っていると水馬だったり、銀杏が落ちていると、あんな帯留があったらいいなと思ったりしたことを句にしたいのだけれど、句にならなくて、、、」とも仰る。「まあなんて素敵な感性。些細なことに驚いたり感心する気持ちが一番大事だから、五七五にならなくていいから、どんどんメモしておいてね♪」と必死のお吟さんでした(笑)。
雨粒のときどき太き野菊かな 中村汀女
