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スレッドNo.2454

墨磨るに五十円玉ほど秋の水

龍体文字という太古の日本の文字を書くお客さんが、ワークショップを開いてくれたので、田んぼの中の一軒家カフェへ行く。やはり着物好きの店主さん、顔の左がお岩さんのようになっていて、驚くと言うより怖い。帯状疱疹が左目に始まり、これでもよくなったので昨日からランチをしていると言う。帯状疱疹、恐るべし。
書家さんは、黒シャツに黒もんぺで、丸刈り(女性だけど)に柿渋で染めたバンダナを巻いている。テーブルにフエルトの下敷きを敷きつめ、真中にまだ緑の柿の葉を置いた。目が点になっていると、葉の上に、煎茶用の小さな急須(宝瓶)を置き、水を湛え、注ぎ口にスポイトを差し込む。このなんでもあり感にお吟さんはすっかり魅せられてしまった。
その後、墨をすり(60年ぶり)、いろんな筆で龍体文字を書かせてもらい、感動するのはそこのところなのだけれど、お吟さんは、緑の柿の葉が目に焼きついているのであった(笑)。

いちまいの刈田となりてただ日なた   長谷川素逝

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