秋しぐれ詩人の旧居辞してより
倉庫カフェの壁に、お吟さんの俳画を見つけて驚いたと、社宅で一緒に子育てしていたころのWから、40年ぶりに電話を貰った。昔の知り合いに合って昔話をするのは気が進まないが、「俳句を詠むなんてすごい」とおだてられたから、今日は倉庫カフェへ誘ってお茶してきた。Wは社交的でPTAの会長などもしていたので、さぞかし年をとってもアクティブに暮らしているかと思いきや、身ぎれいにはしているけれど、専業主婦におさまって、一時はテーブルセッティングの大会にも出るほどのめり込んでいたが、今は趣味もないと淋しげであった。
俳句の種まきおばさんのお吟さん、「誰でも一句詠める方法」を指南して別れた。来月、インド人がしているカレー屋さんへ連れて行ってくれるそうな。その時までに一句詠むことを課して(笑)。
大玻璃に山霧迫る午後のお茶 小川晴子
