秋晴やひとりの自由オムライス
様々の蝶の来て吸ふ曼珠沙華
を終えて、11時半過ぎてランチを食べようと自転車を押しながら和田堀公園前の武蔵野園にオムライスを食べに行った、途中、歩行介助で毎週二人のお客の同行をしていた時に良く顔を合わせる常連が居て、その一人チョコレート・ランナーと呼んでいるとにかくチョコレート色に日焼けしたジョギングの女性とばったり出会って、何年ぶりなのかとにかく十年前からの顔見知りで名前は忘れたが、お互いに元気なのを喜んだ。彼女のお母さんは91歳で一人暮らしで麦酒大好きという元気さで、わたくしも岡山のお婆ちゃんにこの撫子の浴衣の作務衣を作ってもらったと言うと、素敵ねえ、よく似合うわあと体に触るので、あわててさよならまたねと分かれたが、触られるの苦手。
武蔵野園は釣堀にジョーズの鮫の頭部が置いてある(TVドラマのロケでスタッフが記念に置いて行った)風景を見ながら食べるのだが、年中善福寺川が完成予定を大幅に超えて護岸工事しているので労務者たちが昼間から麦酒を飲んで定食を食っているという、自転車が無ければわたくしも生ビールの大ジョッキに砂肝の塩焼で一杯やりたいのだが、そうもいかずオムライスを頼む。800円くらいだったが世情がら1000円に値上げされていたが、ここのオムライスは鶏肉がたっぷり入っているので大好きなのだ。子どものころ、母が玉葱と豚肉の粗引きミンチで作ってくれたオムレツを醤油で食べるのがわたくしのソウルフードで、今でもオムレツと鶏の骨付き腿肉のハーブ焼はどんぶり三杯はいける大好物であるが、ケチャップのオムライスは武蔵野園が一番わたくしの好みに合う。ラーメンのスープ付きもいい。他のはお上品過ぎて、ここの昔ながらのぶっきらぼうな味わいがいいのである。
