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スレッドNo.2727

百花園御成座敷や日脚伸ぶ

昨日は「ににん」初句会で向島百花園の庭内の御成座敷の「芭蕉の間」で吟行がてら行われた。入ると左手に芭蕉の句碑、

  春もやゝけしきととのふ月と梅 芭蕉

が建っている。わたくしはきっこさんに「やや」は俳句では強すぎるので生涯に一度ぐらいしか使ってはいけない言葉で「少し」を薦められたが、なぜ「やや」がいけないかは句友の誰もハテナだった。だって芭蕉のこの月と梅の絵に添えられた画賛句は各地の梅園に建碑されており、新梅屋敷として建てられた百花園もあやかっているほど有名だから、なぜ忌まれるのかいまだに不明である。まあ、使う機会がないので忘れているが百花園に来るたび思い出す。

今年は暖冬なので蠟梅や紅白梅が見られるかと思いきや山茶花以外枯木の園で、春の七草の苗木籠が展示されているだけで、墨田川七福神の発祥の福禄寿もあるので毎正月込み合うのが、がらがら。梅の蕾もほとんど色づいていない。それでもめげずに俳句を詠んだが、唯一園内を見渡せる御成座敷の「芭蕉の間」は雪見障子を上げれば枯木ばかりとはいえ庭園が見わたせるし、快晴で部屋は暖かいし、茶店のおでん定食が実に旨い。芭蕉は蒟蒻が大好物で、御成座敷の入口にも、

  こにやくのさしみも些(すこ)しうめの花 芭蕉

という句碑が建っているから、そうか茨城の袋田の滝に行くと必ず刺身蒟蒻を買って来て生姜醤油で食っていたが芭蕉庵桃青君も刺身蒟蒻好きであったかと・・・、あ、芭蕉の句碑の「やゝ」と「些(すこ)し」、これかきっこさんのなぞなぞは。なるほど「やや」より「すこし」の方が実に地味がある薄味の旨さだ。うーん、マンダム(なんのこっちゃ)。(*^▽^*)ゞ

猫髭吟行頭取は心が広いから昼酒OKで、みんなビールや梅ワインや大関上撰一合を頼んで正月宴会句会(バチがあたるぞ)。初句会なので特選を採った句の相手に景品を贈り合い、わたくしも頭取権限で特選を二句採り,また二句特選の景品をいただいた。この景品を俳句では何たら言うのだが忘れた。

  焼芋屋ついて来るなり七福神 猫
  七福の句友に似たる腹違ひ
  白加賀の蕾に色はなかりけり
  咲きながら散りながら咲くひめつばき *姫椿(山茶花の傍題)
  つはぶきの花は枯れども葉に光
  福禄寿おでん運んで来りけり

和気藹々で二次会は浅草の「神谷バー」に行ったが、いやはや猛烈な人混みで、バーも混んでいてここはデンキブランという日本初のカクテルが有名だが結構強いのでわたくしはきんきんに冷えたビールとソースで炒めたジャーマンポテトに舌鼓を打った。

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年01月12日 22:09)

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