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スレッドNo.283

杣道の高きにくらみ渓紅葉

月末月初は報告書書きでこれが一番苦手。現場主義者だから現場に全力をそそぐが終わればまた次の現場にゆくだけで、その報告書を書く無味の時間が死ぬほどつらいので気絶してしまうので、報告書を提出すると疲労困憊して帰宅してバタンQで気が付くと真夜中だったり朝だったりして頭が俳句モードに切り替わらないのでずっと竹内まりやのベスト集をかけっぱなしにしている。竹内まりやはデヴューしたときから好きだったが、声はいいし、歌も旨いが見てくれは長髪の木の葉髪が不気味な腹の出た山下達郎と結婚したのでいい女というのは小椋圭とか井上陽水とか声も歌も素晴らしいが見てくれが不細工な男に捕まるものだと、海外でも美女がウッディ・アレンのような弱弱しい精子のコスチュームが似合うような映画のセンスは抜群だが貧弱な見かけの男と歩いているから、 容貌を超える才能は美醜を超えるのかと感心するが、わたくしも傍から見るとそう見えるらしいので、まあひとのことはどうでもいいが、竹内まりやの歌は「駅」や「返信」のような別れや死といったテーマの哀愁の曲を好んでいたが、40年も聴き続けていると結構倦怠期にからむ浮気や不倫の歌もあって、これがまたいいのである。メロディがいいせいもあるが、浮気や不倫など「やれるもんならやってみろ」とカミサンに言われても「そんな気も予定もありません」と恐れ入るしかないから角川春樹のように五回だか六回だか結婚離婚を繰り返す奴の気が知れない。一回で十分だろがバカタレが。とは思うが、竹内まりあの歌を聴いてると男だけでなくて女にも浮気とか不倫とかに引き寄せられる瞬間が結構あるのかとは思うが、別にそれはそれで仕方がないんじゃないのとバックコーラスがみんな山下達郎が付けているからまあお気に召すまま(As You Like It)とひとごとだが、そもそもわたくしは「愛」など昔からケッだから「愛は敗れても親切は勝つ。Love may fail, but courtesy will prevail.」がわたくしが愛を不要とした確信である。聖書の一節を踏まえたカート・ヴォネガットの小説『Jailbird(囚人)』(43年前1979年のロスで買ったペーパーブックで3$50¢でした)のプロローグのジョン・フィグラーという高校生から来たファンレターの文言で、高校生によればあなたの小説はこのひとことで要約できると書いてあり、それを読んだ作家は「言いえて妙、しかも完璧だ」と56歳の誕生日を迎えたばかりだがこれまで書いてきた13冊の本はこの七つの言葉で足りたのだ、何という無駄な時間を費やしてきたのかと言った後でこう付け加える。しかし、若いフィグラー君の助言は遅すぎた。わたしは最近本を書き上げたところなのだ。それがこの本である。

ね、実に洒落た出だしでしょう。「愛は敗れても親切は勝つ」これです。だいたい昭和の男が「愛」などという軟弱な言葉を口に出来るか、バカタレが、ケッである。そんなものなくても「親切」があるではないか。

   親切な心であればさつき散る 波多野爽波

写真は散り残っていたのか馬鹿陽気で返り咲いたのか一輪咲いていた妙正寺池公園の躑躅。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年10月03日 08:56)

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