絵本で読むベートーヴェンや梅雨籠
図書館遊びなり。日曜日に倉敷の茶房にてレコード鑑賞会があり、常連の好々爺がベートーベンについて話してくれる予定。枯木も山の賑わいでお吟も参加するけれど、あまりに何も知らないで縫い物などするのは失礼なので、一番読みやすそうな、『絵本で読む音楽の歴史・ベートーベン』を借りてきた(笑)。
先日連れて行ってあげたジャズピアニストさんがリクエストした『交響曲第6番・田園』のところ、開いてみる。ベートーベンは、自然からきわめて多くの創作のヒントを得ている。愉快な気分→小川→農民たち→嵐→牧人の歌と、『田園』は5楽章で構成されている。ウィーン北部の郊外に位置する深い森に覆われたハイリゲンシュタットに長期滞在した際に着想を得たようだ。
ベートーベンの死後、家に残された遺品の中に1通の手紙が発見され、「ハイリゲンシュタットの遺書」として有名になった。二人の弟に、耳が聞こえない悲劇を告白しているのだが、この遺書が書かれた後、音楽に捧げられたベートーベンの人生は、実り多いものとなっている。革新的な『交響曲3番・英雄』は苦悩を乗り越えて作曲された。
虹うすれ花色となる地平かな 角谷昌子
