帯に刺す金銀の糸神の留守
茶道を始められた方が、お母さんの色無地を二枚持ってみえる。身丈も身巾もかなり出さないと着られない。お母さんは、去年夫を亡くしてから落ち込みっぱなしなので、娘としても歯がゆいらしい。洋裁がお好きというので、「お吟一族のもんぺを縫ってくれないかしら?」と持ちかける。もんぺを縫う母が亡くなって困っているのだ(笑)。
妹さんもお母さんゆずりの手仕事好きで、フランスへフランス刺繍を習いに行き、そこで知り合った彼から「日本には素晴らしい日本刺繍があるじゃないか」と諭され、今は、日本刺繍を趣味で楽しんでおられる。着物好きでもあるので、帯やバッグや着物にも自分でアレンジして刺繍するとか。そしてそれを持ってフランスの彼に逢いにゆくという、、、♪♪
フランス語ちょこっとかじり冬のパリ 吉田和
