霧しぐれ経を連ねて仏画描く
図書館遊びにて、『ににん』拝読。ににんが0号から始まったという、岩淵さんのエッセイが面白い。二回目の句会の日に、前回の句会録がなんと「蛮愚」という雑誌になって手渡されたという。その魔術師のような詩人の正津勉さんと、ネットで『増殖する俳句歳時記』を連載していた清水哲男さんとの出会いから「俳句 ににん 2000年 Vol.00」をスタートさせたそう。その中の巻頭言、亡くなった清水哲男さんが好きだった一節は、今も「ににん」ホームページのトップを飾っている。
和紙に墨書して飾っておきたいほど素敵な一節↓
「俳句の俳とは、非日常です。日常の中で、もうひとつの日常をつくることです。俳句を諧謔とか滑稽など狭く解釈しないで、写実だとか切れ字だとか細かいことに終わらないで、もっと俳句の醸し出す香りを楽しんでみませんか。」
とても素敵な百号なので、少しずつ読ませていただきます♪
今日は、図書館横のカフェで働いているダウン症の青年の作品を観にいった。お吟さんに熱心にアナウンスしてくれていたのだ。米粒より小さな字の般若心経を連ねて仏画を描いている。根気よさに胸を打たれる。
ラーメンに星降る夜の高円寺 清水哲男
