寒風やモネの油彩を秘めし島
お天気がよさそうなので、隣町の港から船に乗って直島へゆく。シーズンオフの静かな地中美術館のモネの油彩に会うのが目的。バスは使わず歩くことにしたのだが、風は想像以上に冷たい。いやー困った。シルクのショールを頬被にしてみる。人生初の頬被なり。しかし、頬被がこんなに温かいとは知らなかった(笑)。
地中に造られた空間でありながら、自然光のみでモネの晩年の絵画5点を鑑賞することができる。最晩年の大作「睡蓮の池」が手に入ったことにより、この美術館ができたそうだ。モネは、日の当たる庭で睡蓮を描きつづけた。100年後の今も「睡蓮」には、冬には冬の、午後からは雲の多い空からの光が降り注いでいる。
島見える日は島を見て日向ぼこ 小田初枝
