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スレッドNo.3756

春の雨仕立屋の灯の煌々と

和裁の集まりの日。金蠅は、夢に出てきそうなほど考えに考えた末、作り帯を仕立て上げていた。なんとこの魚の柄の外国土産のような布、元はエプロンだった。それを帯巾に裁って継ぎ合わせて、足らずは別布を足して帯丈にした。しかも、お太鼓部分に上向きの魚、胴の前部分にも上向きの魚が来るようにと。

依頼者さんは、猫髭さんのお住まいの近くのお茶人で、頭がよく文章がうまく、メールのやりとりのとても楽しいお方である。金蠅が「こんな難しい仕事は二度としたくない」と甘えるので、「脳トレ脳トレ、お吟なんてもっとややこしい仕事しているよ。交換する?」と激励しておいた(笑)。

帯箪笥はみ出て長き春の帯     長谷川かな女

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