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スレッドNo.3782

櫻餅大島櫻の香のゆかし

>古墳おちこち密密と仏の座 お吟

僭越ながら「おちこち」は旧仮名では「をちこち」です。

一昨日土曜日は「横浜中華街春節吟行-岩淵先生の好んだ飯店料理」で、七句以上上限なし、選も縛りなしの自由選。しかも句会中飲酒可だから、こんな句会は「ににん吟行句会」くらいだろうが、わたくしは間違いは訂正して載せ、無選句にも全評と添削を講義するので、参加の初心者はめきめき腕を上げる。わたくしが当日採った特選3句も俳句のセンスが皆無と言われた老人たちで、驚くほどの進歩だが、彼らは「頭で詠む俳句」しか知らなかったので吟行の「小さな出会い」という写生を元に推敲を自分の言葉で重ねるやり方が新鮮で楽しいのだろう。

言葉は辞書より前から存在しており、季節も歳時記より前から存在している。生きている言葉や変わりゆく季節は辞書や歳時記の中にはない。辞書や歳時記はあくまでも後から書かれた記録文字であり、今を生きているわたくしたちは自分の言葉や季節を自分のイメージで再構築するのが吟行の楽しみということになる。歳時記に書いてある意味を自分のイメージで更新するのが「ににん」の俳句になる。

  逢ひたくて螢袋に灯をともす
  緑蔭を大きな部屋として使ふ
  薔薇園を去れと音楽鳴りわたる
  後ろから春一番の羽交締め

これらの季語は歳時記に載っている季語を越えた岩淵喜代子のイメージが更新しているというように、「ににん吟行句会」は岩淵先生の「俳句を楽しむ」薫陶を伝えている。まあ、昼から店も驚く全員豚足そばをずらりと並べる句会だから、二次会目当ての向きも多いかも。(*^▽^*)ゞ

引用して返信編集・削除(編集済: 2026年03月16日 20:08)

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