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スレッドNo.417

旅はじまる雨の予報の冬晴を

いくら猫髭さんでも、そんなに能にお詳しくないでしょうに、歯に衣着せぬアドバイスが絶妙で、勢いで「一閃」へ推敲が出来ました♪
   旅かばん忘れ出発冬うらら   お吟
10分走ったところで「鞄入れたか?」「ないよ!」と家に戻ったところから旅は始まる。連れ合いが仰々しいカメラ鞄に気を取られたのだ。今日は怒らない。すましている。娘一家と合流して高速を西に。また10分ほど走ったところで、ご機嫌だったはずの7歳が突然派手に吐いてしまう。こんなことは初めてだ。パーキングへ入って、タオルやなんやかんや買って始末する。「今注文している新車じゃなくてよかった。レンタカーでよかった。掃除のプロが綺麗にしてくれるわ」と勝手なことを言い合う。朝食はパンと柿とお手製ジュースだけだったのであんまり臭くないが、妹の6歳がマスクをした上、窓を閉めてくれない。高速を窓開けて走るものだから、真後ろのお吟さんはいろんなものをひっぱり出して顔を身体を守る。

宮島へ船で渡るのに、シーズンなので駐車場が恐ろしく遠い。すでに1日分歩いている。島へ着いてからも、お吟さんたちを若いと思っているのか、回廊をどんどん歩く。厳島神社の回廊はなんて迷路のように長いんだ。小さな島なのに、山も結構高い。だからロープウェイがあるのだけれど、その乗り場までがまるで登山。やっと着いたらシーズンなので予約のみと言う。

いいんですよ、お吟さんの人生もそんなものだった。運動不足解消と思えば腹も立たない。3時だ一番風呂に入ろう。さてかけ湯をしようと床を見ると、畳ではないか!!畳みに湯は掛けられない。裸のお吟さん一人しかいないので、誰にも聞けない。いやまてよ、ここは絶対洗い場なんだ、洗い場なんだから湯を掛けよう。知らないよ叱られても。

よかったことが一つだけあって、それはチェックアウトの時、6歳が「帰りたくない」としゃっくりあげて泣いたこと。来た甲斐があったというもの(笑)。
    六歳の帰りたくなき炭の宿   お吟

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