鉄枠の窓のよろしき冬のカフェ
猫髭さんお勧めの、退院報告されたかったでしょうに『滞院報告』となった武満徹の随筆、宮島の旅館にて不眠症の友にさせていただきました。闘病記録かたがた、1995年8月6日には、こんな大事な事も書かれてあります。今もって続いているとは、武満さんも草葉の陰から憂いていらっしゃることでしょう。
「今日は50回目の原爆忌だ。中国やフランスの核実験。どうして地球規模の「人間」という単位で考えられないのだろう。国家というものに所属してしまうゆがんだ人間像、人間観。資源や環境の問題も一国や一民族の問題としてはもはやとても解決できないわけで、核の問題も人類全体の問題としてとり組まなければならない。・・・」
それにしても、辛い身体で書いた、下ごしらえの丁寧なレシピの数々には唸らされますね。野菜たちが色鉛筆で素朴に描かれていて、猫髭さんでなくても思わず作りたくなりそう。お吟さんの色鉛筆画を見てこの随筆を紹介してくださったのかな?今日は倉庫カフェに出没。↓お気に入りの鉄枠の窓を描いてきました。
