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スレッドNo.459

水鳥の今日は小鴨が仲間入り

善福寺川緑地公園は冬が一番飛来する渡り鳥が増えるので車椅子歩行介助が華やかになる季節である。勿論春の櫻や夏の緑や秋の紅葉も捨てがたいが、それらは年年歳歳花同じくしてのなじみのある風物詩で、冬の渡り鳥の珍客たちの顔ぶれの方がヴァラエティに富むからで、今週は頭が茶色で眼の横が緑色の他の鴨たちに比べて一回り小さい小鴨が仲間入りした。

地元の通し鴨で一年中いる軽鴨でも余所者の軽鴨との違いは余所者は、例えば琵琶湖のカイツブリのように水中で息の長い鳥たちと一緒にいると地元の軽鴨が逆立ちして川底の水草を食べるお尻丸出しの姿なのに潜って泳ぐのであれはカイツブリのいる湖から来たとわかるし、遠くから旅して来たので羽の汚れや虫を落すために両翼をばたつかせて騒々しく水しぶきをあげているとかで見分けが尽し、一番わかりやすいのはここ数年大鷹が営巣するようになり、川岸で日向ぼっこをしていると大鷹に襲われて食い殺されてしまうので地元の鴨は川岸に上がって昼寝をすることなどないのに、この季節ずらりと昼寝しているのは怖いもの知らずの余所者だけということになる。

昨日は善福寺川の銀杏の黄葉が晴れた日の光で黄金になって地面に銀杏落葉を降らせる日なので、小鴨を見てから銀杏が臭くて誰もここではピクニックの弁当を広げない和田堀公園穴場の黄金落葉公園に俳女のS子さんを連れて行ったら、地面の黄金の絨毯に囲まれて銀杏散る空や敷き詰められた地面の銀杏の真黄色を感嘆して眺めていた。

  銀杏散るまつたゞ中に法科あり 山口青邨

の句碑が東大赤門の法科の裏手にあるといった話を聞かせながら。

何年か前、ここで男の子が妹だろう、女の子に銀杏落葉を拾って空へ投げて降らして遊んでいた景を

  妹へ銀杏落葉を降らしけり 猫髭

とその兄妹の写真を添えて「猫髭言笑」にアップしたことがある。確かときさんが褒めてくれたのを憶えている。ひとから褒められた句は覚えているものである。S子さんは親子で同じ景を見たことがあると言ったから上五を替えればそれぞれの家族が見える句の構造をしているのだろう。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年11月25日 18:30)

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