永き日の永字八法顔真卿
元気です。忙しいと言えば忙しいし忙しくないと言えば忙しくないと言えるが、例えば娘たちを喜ばせるJAZZメインのCD作りは、一枚一年がかりで80分15曲前後を選ぶためにどれだけの選曲や並び替え繰り返すか、徹夜など当たり前で、演奏と歌物を交互に繰り返して決める。わたくしの選曲方針は昔から変わらず「哀愁とスリル」である。一音目からハートを鷲掴みにするようなスリルのある哀愁のメロディがほとばしる曲を見つけるのが日課に近い。出来上がったものを何度も曲を入れ替えして、これだ!というコンピレーションを完成させる。演奏だけでも歌だけでも飽きるので交互に入れると飽きが来ないBGMになるのでプロのジャズメンも欲しがる一品で、娘もパパのジャズに間違いはないと「DJパパ」の選曲を信頼している。
「哀愁とスリル」の一曲を御披露。高木さんと言うプロのジャズ・ギタリスの話だと、これはボレロの古い曲でキューバとかでは有名で、このヴァイオリン弾きのお爺さんは現地の有名な演奏家とのこと。素晴らしい。
Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba - El Ciego (The Blind)
とまあ、長女のバレンタイン・バースデイに合わせて猫髭CDを作るのだが、引っ越して連絡が付かなかった次女が去年の四月に連絡が付き、次女のためにも会えなかった十年の思いをこめてCDを作っているので3月14日のお返しの日まで必死に次女のためのコンピレーションCDを作っているのである。長女はEllegardenのファンで(ファンの伸ばした手の上を転がりながらシャウトする喧しい「胴上げごろごろパンク」で「Breathing」がいい)次女はポルノグラフィティのファンなので(サビが耳に残る「音のない森」がいい♪)、彼女たちの好みに合わせてちょっこし変えるという凝り性なので連休は一歩も出ずに選曲に専念している。
しかし、根が尽きるので、リカバリーに映画やTVドラマを相変わらず16話ぶっ続けで見たりしてバランスを取っているので、休憩を取るために寝ると次の日の昼の1時過ぎに目が覚めて、慌てて美味しいものを作ろうと凝り出して創作野菜料理とかで満腹するとまた熟睡して三日間の連休などあっという間に過ぎ行く、実に濃密なぐうたら暮らしをしているうえに、頼まれ仕事で原稿の校正や四月の句画展の企画のプロデューサー兼ディレクターまがいの折衝もしているので、皆さんの掲示板は見ているし、書き込もうかとしていると、猫髭ずんずん雑学探偵もしているので「これ調べてよ」という依頼も来るしで、これがまた難問中の難問で、まあ、ちゃんと御満足いただけるようにずんずん調査はしましたが、「むすめ命」のプライベートにゃんにゃん任務(娘とLINE始めました、むふふ)と頼まれ仕事と日課の映画鑑賞、猫髭創作料理にかまけてぐうたらしてました。ずんずん調査が清水哲男追悼会(昨年三月逝去後2月15日の追悼会)が『増殖する俳句歳時記』に関する仕事でしたので、正直これが一番時間が取られました。ラスカルやきっこさんや佳音さんやかもめさんといった「ハイヒール」仲間が清水哲男さんに取り上げられたのはそこらの歳時記に載るよりも事件でしたから。ラスカルと佳音さんは二回清水さんに取り上げられています。彼は虚子、蛇笏といえども容赦しなかったので、複数回好意的に載せられたのは嬉しい出来事でした。詩人清水哲男が最も頻繁に取り上げた俳人は彼が最も俳句の未来を託した俳人たちで、わたくしの好きな俳人たちばかりです。1996年7月1日から2016年8月8日までの全7,306件の清水哲夫さんの選評は現代俳句のバイブルのひとつです。石寒太の「俳句αあるふぁ」の巻頭の歳時記と一緒に全部出す出版社はないのだろうか。ほんとに俳句関連のマスメディアは角川も朝日新聞も『ホトトギス雑詠選集』を絶版にしたままとは低脳というか無神経にもほどがある。
