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スレッドNo.234

自分や周りの身に災いが起きるか不安です。

双極性障害の軽い躁と鬱を繰り返しています。3~4ヶ月前から火元や鍵の確認や自分や周りの身に災いが起きそうで不安になっていました。一時期はアリピプラゾールを増やしてよくなりましたが、最近になってまた悪くなってしまいました。
コロナの影響かわかりませんが、罹って以降中途覚醒を4~5回するようになって辛いです。
これは鬱の時期に入ったのでしょうか。また、この症状は治るものなのでしょうか。

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こんにちは、投稿ありがとうございます。

双極性障害で、重篤ではない軽い躁状態と、うつ状態を繰り返すものを
「双極Ⅱ型障害」と呼んでおります。
火の元や元栓を確認するのは「強迫観念」という症状ですが、
うつ状態に随伴して認めることが多いですね。

双極Ⅱ型障害はⅠ型と違い、性格ベースに何らかの問題を持っている人が多いです。
一番多いのは発達障害、自閉症スペクトラムやADHDですが、それ以外でも、
アダルトチルドレンや境界型人格障害などでも認めることが多いです。

又、Ⅰ型は3~6か月周期で病期がはっきりと解り、(毎日調子が悪いです)
間に数か月間の安定期(うつでも躁でもない期間)が必ず存在します。
基本待っていれば、病期は終わり、症状は改善しますが、
薬物療法で再発回数を減らしたり、波を小さくすることは可能です。

対してⅡ型(性格障害)の場合は安定期がはっきりせず、
もっと短い期間で躁とうつを繰り返します。
発達障害の場合はストレスや疲労感 低気圧や気温などで
うつ状態になることが多いですよ。(日によって色々症状が違います)
薬物療法も多少効果ありますが、認知行動療法やカウンセリングが有効です。

基本的にアリピプラゾールは統合失調症に使う抗精神病薬ですが、
躁うつ病のうつ状態にも効くと言われております。
少量だと発達障害の過敏性にも効きますよ。

強迫観念には抗不安薬やSSRI SNRIといった種類の
薬を使うことが多いです。

貴方の主治医にも聞いてみて下さい。

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