発達障害の診断をいただいたものです。モヤモヤを詩にしたので、投稿させていただきました。
『光あれ』
ずしん
と重たく
青白い顔をした雲が
そらを覆いつくしている
わたしは
そんな雲を睨みつけながら
どこかお話の中で見つけた言葉を
呪文のように繰り返し想い続けていた
ひかりあれ
ひかりあれ
光あれ…!
「その雲を越えておいで」
遥か遠くから来て
心にこだました
あたたかく太い声に気づいて
いつの間にか閉じていたまぶたを
ぱっと開けたとき
雲の合間から
スッ
スッ
とふたつ
光が地上へ差し込んできた
私は次に
雲の向こうにある世界を想った
おおきな
おおきな太陽のぬくもりと
眩しいほどの輝きを想った
そして
そのぬくもりを心に宿したまま
大きく1つ深呼吸をした
ひかりあれ
ひかりあれ
光あれ!
いつの日も
わたしのこころに
※感想などいただけると、頭の中が整理できたりもするので、返信お待ちしております。