気分変調症について
はじめまして。
こちらの病院受診を考えている者です。私は子供の頃に発達障がいの診断を受け、数年前に抑うつ神経症の診断を受けました。
今は通院や服薬はしていませんが、
ストレスが強くかかる状況に置かれると、何をしても気分が落ち込んでしまう状態が数週間続くことがあります。
昔の診断や状態を頼りに、いまの状態は「気分変調症」が原因なのではと思い至りました。不定期に気分が落ち込んで自己否定感が続く状態がつらく、どうにかして改善させたいです。
こういったケースでも受診してよいのでしょうか?また想定される治療方針はどのようなものでしょうか?(服薬は極力避けたいです)
こんにちは、投稿ありがとうございます。
発達障害の患者さんが、気温や気圧の低下、人間関係のストレスなどで、
慢性的なうつ状態になることは多いですよ。
症状だけで診れば「気分変調症」の診断基準も満たしますので、
そう呼んでも間違いではありませんが、
うつ病のように薬を飲んで、ただ待っていても良くなることはありません。
因みに私は「気分変調症」や「気分循環性障害」「双極Ⅱ型」と
診断されている患者さんは皆、
潜在的に発達障害やアダルトチルドレンなどの
性格的な原因を持っている人であると考えております。
これらは厳密に言えば病気ではなく性格的な問題ですので、
考え方を変える、環境を変える、自己肯定感を上げることが重要で
治療の基本は、自覚と工夫 リハビリだと思います。
運動する、日光に当たる、興味を持つなども有効ですよ。
自分で自分の感情や行動がコントロール出来るのであれば、薬は不要です。
(それが出来ないのであれば、内服を勧めます)
メンタルの受診は病気ではあろうとなかろうと、
困っているのであれば、気にせず、気軽に受診してください。