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スレッドNo.106

振返って・・・こんな投稿もしたのだなあ

✱仲良しコンビ✱ #2018.1.12

(いつものように、所々引用を入れての私なりの文章になりますので、ご了解願います)

今回は、映画でのコンビについて話しましょうか、・・・1958年頃、各映画会社には、〇〇コンビといろいろなコンビがありました。息の合った相手を迎えることで、共演者であったり監督であったり、1プラス1が3にも4にも5にも10にもなるといいます。

他の人達はおいといて、橋蔵さまとの名コンビは誰なのでしょうか。
そんなことわかっているでしょう、と言われてしまいますね。橋蔵さまが映画時代の名コンビは美空ひばりさんですね。橋蔵さまは、ひばりさんを相手役に迎えることにより、橋蔵さまの持っている魅力が、二倍にも三倍にもなってスクリーンで発揮されます。これがコンビの不思議なところだそうです。
ある映画雑誌で1957年暮れからの男優女優別人気投票の結果が1958年春に発表になりました。結果はどうでもよいことなのですが、この時の投票用紙に橋蔵さまやひばりさんの投票の用紙には、この二人の名前を書いた票が非常に多かったということです。橋蔵さまのファンであり、同時にひばりさんのファンでもあるという・・・トミイ・マミイコンビのファンの人が非常に多かったということになるのです。

「笛吹若武者」の撮影から仲良しコンビぶりはご存知の通り。
すぐにお互いにあだ名をつけて、コンビができあがりました。そして「「ふり袖太鼓」まで2年間に7本のコンビ作品を作りヒットしました。作品では二人は恋人同士で、ある時はいがみ合い、喧嘩別れをし、ある時は主従であり、と色々ですが、結局は美しく結ばれるというハッピーエンドで名コンビぶりを見せてくださいました。

橋蔵さまとひばりさんは、会えばこんな風に、ある日の会話だそうです。
「なーに、そのいで立ちは?」
「何って、野球やるんだよ」
「ああそうか、野球やんのか、モンペなんかはいているから、畑仕事でもやるのかと思っちゃった」
「グァゥ・・・」(言葉にするとこんな感じ)
二人が会えば必ず憎まれ口というか口喧嘩?・・という風で、「ふり袖太平記」の新太郎と小浪を感じさせ、冗談が出るところは「若衆変化」の川島源次郎とお七を感じさせます。
普段でも仲が良いのですから、スクリーンでぴったり息の合うのも当然な仲なのです。
「トミイ、久しぶりね」
「トミイったら、4か月も顔を見せないんだからね」
ひばりさんとお母さんが口を揃えて橋蔵さまにこう話しかけたのです。ひばりさんが久しぶりに京都撮影所に撮影できたときのことでした。
「ふり袖太鼓」以来、本当に久しぶりに会った二人は、時の経つのも忘れ話しこんでいました。
食事に行って語り、ひばりさんのお宿に帰って語り、本当に仲睦まじいひと時を過ごされたようです。1957年の暮れには、二人とも同じ撮影所で、お正月作品で頑張り、仕事が早く終われば、お宿に訪れたり訪ねられたりと、4か月のブランクを取り戻すかのように語り合っていたということです。
橋蔵さまの野球チーム「大川ブリッジ―ズ」誕生には、雑誌「トミイ・マミイ特集」で約束した選手お揃いの「ブリッジ―ズ」のグランドコートをプレゼントしたということです。
橋蔵さまは朗らかな性質、ひばりさんも気がおけない人とならどんどん話したりする明るい性格。こういう性格面での一致が、名コンビを作りあげた要因の一つとであったかもしれませんね。

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