MENU
206,930

スレッドNo.150

振返って・・・こんな投稿もしたのだなあ

✱久しぶりに・・「アルファベットもの知り手帖」から①✱ #2019.2.24

昨日は強風が吹き荒れていた東京ですが、今日は快晴ではありませんが穏やかな一日となるようです。天候が変化するたびに強風が吹き荒れ台風並みの暴風となる「春の嵐」は3月から吹くのですが気象的にはやはり暖かくなっているのですね。
花粉が今年は相当飛んでいるようですので、花粉症の方は万全な対策を。
梅の花がそろそろ見頃なところもあると思いますが、最近は情緒というものが薄れてきたのでしょうか、あまり話題になってきません。都心では3月20日頃にソメイヨシノ桜が開花するようです。

今日は映画から離れて・・・私は今橋蔵さまに関する雑誌の整理がやっと1957年秋頃まで出来つつあります。近代映画の作品の特集ものになると一冊の中から何処の部分を載せようかと四苦八苦して相当な時間を費やしてしまいます。
1ページ1ページと目を通して打ち込んでいくのは負担がかかりますが、その作業のおかげで年代ごとの橋蔵さまをじっくり見ていくことができ、私自身橋蔵さまを振り返って想い出していけるので、橋蔵さまと真剣に向き合っています。
今日は、そのあたりの雑誌より、ちょっとお先に・・・。

橋蔵さまのことなら頭の先からつま先まで何でも知りたいというファンのために、映画デビュー当時からいろいろな質問事項が各雑誌には溢れていました。
1957年”鮮血の人魚”の撮影当時に橋蔵さんに改めてお聞きしたものからの抜粋になります。(私なりのニュアンスで、私なりのアレンジで書いていきますのでその点ご了承下さい。)
この雑誌の記事コーナーを読んだ方もおありだと思いますが、読んだことがない方のためにご辛抱いただければうれしいです。
今になってはそんなこと全部知っているわよ、という方もおありでしょうが、1957年(_S32年)当時、あなたはこれだけの情報をもっていましたか。その当時ファンであった人も、後からいろいろな雑誌に目を通した方も当時の状況を頭に描いてくださると有難いです。

※「アルファベットでのもの知り手帖」から・・・本日はA~Gまでてす。

A.アブラッこい食べ物が好みだったのは皆様ご存知ですね。吉乃旅館に滞在していた橋蔵さん。「肉が食べたーい。一日肉を食べなかったから身体がパサパサになっちゃった」と言って旅館の女中さんを相手に冗談をいったりしています。
アブラっこいものが好きですが、橋蔵さんはどんなに食べても太りません。ファンにとってはとってもうれしいこと、日毎に太ってしまっては”ゲンメツ”を感じてしまいますもの。

B.床屋さんの方から、橋蔵さんの髪の毛についておききしました。
はじめはパーマがかかっているのかと思ったらしいです。橋蔵さんの髪は、少しくせ毛でウェーブがかかっていて、毛はあまり多い方ではありません。
橋蔵さんは月に2回は理髪店に見えるそうです。
橋蔵さんは、カツラをかぶって撮影をしていらしても髪の手入れはおろそかにせず、香りのよい上品なポマードで整髪しています。
ナポレオンの生活を描いた「デジレ」というアメリカ映画で、マーロン・ブランドがしたように、短めの髪を前へたらすようにしていたことがあります。
「どうだい、よく似合うだろう、橋蔵へやー・スタイルとでも名付けて流行らせようかな」なんて言っていましたが、雑誌で見たシスター・ボーイの髪型に似ているといわれ、その日から止めてしまったことがありました。

C.映画のカットから。カット、カットに分けてあっちを撮ったり、こちらを撮ったりする映画の仕事は、「初めから終わりまで通してやる舞台の芝居と違って、どうも上手く気分が出ないで困ります」とデビュー当時言っていた橋蔵さんも二十数本の映画出演で、すっかり”中ヌキ”などの映画制作上のコツも呑みこみ、
意欲満々です。

D.デビュー作の感想をききました。「ただもう夢中で・・、最初のラッシュを見た時にはもう少し上手くできたろうに・・と思いました。それでも、相手役がひばりちゃんだったので、何かにつけて緊張をほぐしてくれたので、割合気軽にやれたようでした」と答えてくれましたが、女形時代に鍛えたカンと、公卿役というおとなしい役だったので、批評は立派で今日のトップ・スターの源を築くのにふさわしいデビューぶりでした。

E.映画鑑賞は暇さえあればする橋蔵さんはですが、外国映画はスリラーものとか西部劇といった娯楽本位の作品が多いようです。日常の話題になる名作とか問題作も見に行きます。日本映画は時代劇を多く見ます。
時代劇スターに一生をかけるのですから先輩スターの時代劇をかかさず見て勉強しています。

F.ファン・レターに必ず目を通すのが日課です。東京の家と京都の旅館には、ひっきりなしにファン・レターの束が舞い込みますが、几帳面で整理好きの橋蔵さんは、地方ロケに出た時以外は、その日に来たファン・レターには必ず目を通します。歌舞伎時代には、ファン層が芸者さんといった粋筋の方が多かったようですが、今ではほとんどが女学生といったところです。なるべく暇さえあれば、地方で開くファンとの茶話会にはこれらの十代ファンで、時ならぬ大騒ぎを演ずるのですが、茶話会に出席した橋蔵さんは、ファンの質問に答えたり、歌を歌ったり、楽しいひと時を過ごすのが、忙しい中にもうるおいのあるスケジュールとなっています。

G.ガール・フレンドは、一万数千人に及ぶ、全国の後援会の女性会員です、といってさしつかえないでしょう。後援会の集まりで楽しそうにファンと語る橋蔵さんのの横顔からは、ガール・フレンドと過ごすひとときを愉しむ満足そうな表情がくみとれます。
理想の女性は、健康で、着物をきても洋服を着ても美しく似合う人、ということです。

今日はここまで次はHから始めますね。

引用して返信編集・削除(未編集)

このスレッドに返信

このスレッドへの返信は締め切られています。

ロケットBBS

Page Top