脚本が・・です #2015.12.7
大佛次郎の原作を忠実に描いているので東映の赤穂浪士で良かったといわれるのは、5周年記念のものだそうです。東映として最初に手掛けた赤穂浪士で、時間もかけ、配役も十分考えて作ったもので、ただ橋蔵さまは出ていない時のものですから外しましたまで。
すべて松田定次監督だから、一作一作配役にあうように違うバージョンで作りますね。
リメイク版ではないけれど、前の作品で出来なかったことを。
脚本家は56年と59年は同じ人だったと思います。
61年は脚本家が違う人で改作し過ぎて本来の原作赤穂浪士とは程遠くつまらない脚本になっている、また全く別のものであるといわれているようです。
そうそう、古い話ですが、NHKの赤穂浪士おぼえていらっゃいますか。
といっても、ある年齢以上の人でなければ知らないですね。
林与一さんの堀田隼人がいいといわれていたので、東映の赤穂浪士には堀田隼人が出てくるようにしたようです。
長谷川一夫さんの大石内蔵助でしたから視聴率もよかったですね。
浅野内匠頭役の候補に第一が錦之助さん、次に雷蔵さん、橋蔵さまがあがっていたのだそうです。
残念ながら3人とも実現せず梅幸さんになったようですよ。