「わかってらーい」 #2016.1.16
若君千両傘・・④ 私の好きな場面・C
♤ お春は城太郎(新吉と名乗っている)が気になって気になって。お稽古帰りもいつもはみんなと賑やかにしているのに、途中で”さよなら”板前で務めた城太郎がどうしているか様子を、店の中を覗いている。
さしている日傘を取る人が。
お春「まぁっ」 (うれしそうに言う)
城太郎「お春ちゃん」(①の画像)
お春「まぁ」 (少しふくれっ面で)
城太郎「なに覗いてるんだい」
お春「お勤ちゅう中に何してんの」
城太郎「えっ・・」
お春「しっかりやってもらわないと困るわよ」
城太郎「ふん、こいつー」
お春日傘を取り返して帰ってゆく、城太郎、「ちぇ、なんでぃ」 どうしたんだろうあきれ風。
♤ 料亭で友人の伊佐を助けた騒動で身分が知れ、店を辞めなければならなくなった。
お春は板前を辞めたと聞き怒る。
城太郎が庭で夜空を眺めていると、お春が、お店を辞めて来た原因についてよく考えてみたと、
城太郎「また、お説教かい」
お春「ううん、やっぱり新さんは板前に向かないわ」
それじゃ何が合うんだいと、それはあなたが考えることよ。いま城太郎は何でもやってみたいと言う。
お春「それで、お侍になってみたの?」
城太郎「ヽ(^。^)ノ 女ってうるさいもんだ」
お春「まぁ。うるさいと言えば、今度行くお店ね、
とってもやかましい旦那なんですって。(➁の画像) うふふ、新さんはうー
んと締めてもらった方がいいのよ」
城太郎「なにぃ?」 🐦(橋蔵さまの「なにぃ?」独特このイントネーションいつ聞いて
もいい、好き)
お春の顔をじっと見つめながら
城太郎「こら、生意気」
お春 「しっかりね」
城太郎「わかってらーぃ」(③の画像)
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