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スレッドNo.297

「血煙り笠」立回り(1) ~(4)  #2017.9.20

「血煙り笠」立回り
📌(画像はまとめて一番下にリンクして見られるようにしました)

さて、「血煙り笠」の立回りに行きます。
華はやっぱり立回りで見せる、橋蔵さまの力強い殺陣と凄みのある声の出し方に魅力あり。
橋蔵さま得意の刀を回転させるような動作がカッコいいし、一つ一つの見得のきり方が決まっています。いくつも載せたい橋蔵さんらしいところをのせていのですが、その中から4箇所を。

◆立ち廻り(1)
恩をうけた不動の多左衛門の娘お蝶が三島の宿に酌婦でいたのを見て、藤太郎は田尻の平八の賭場へお蝶を見受けするためのお金を作るために博打で三百両をせしめた。その帰り道、藤太郎を待ち伏せして「金をおいていけ」と平八一家の者達が囲み、藤太郎はドスは抜かず、合羽だけでの立回りを見せます。

◆立ち廻り(2)
今市へお蝶と戻ってきた藤太郎は、お蝶を不動の二代目として荒井の虎五郎か開いている賭場へ一人で乗りこみ、二代目が出来たら川からこっちは不動一家の縄張り、盆をあけて引き上げるように言いますが、しゃらくさいと斬りかかってきます。
藤太郎はドスを抜きますが、殺しはしません。怪我をさせるだけの斬り具合で済ませます。
◆立ち廻り(3)
今夜虎五郎が大掛かりな盆をひくそうだと触れまわしていたと。不動一家の縄張りを荒すのを見過ごすわけにはいかない。藤太郎が出向いたところに虎五郎一家の姿はなかった。罠にはまってしまった。お蝶は虎五郎と平八のところに連れて行かれる。急ぎお蝶と千代坊を助けるために、待ち伏せをしている中を走り抜いて虎五郎の家へ乗り込みます。

◆立ち廻り(4)
虎五郎と平八を追い詰めていきます。
「おい、新井の、呼び名をつばくろ、一本どっこの旅がらす藤太郎が、お蝶さんと千代坊になり代わって、不動の親分さんの念晴らしをさしてもらうぜ」「それから、平八、てめえも見島にけえったら、どうせ町の皆さんにご迷惑をかけるだろう。おとなしくここで眠んな」
そして立回りです。

如何ですか、草間の半次郎はそれなりによいですが、この頃の橋蔵さまの殺陣は力強く凄みが出てきましたから、長ドス剣法がとても良いものになってきました。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14868323.html

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