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スレッドNo.302

あのラストから主水之介は・・・   #2018.4.12

昨日は凄い春の嵐、私は出かける日でなかったので本当に助かりました。
東北の桜も花散らしの風となったようです。
今度の日曜日にはまた、強い雨と台風並みの風が吹くということで、のんびりとした気候の春は何処へ行ったのでしょう。

ということで、私もリアルタイムで見ていましたよ・・「主水之介三番勝負」を。
この映画が当時封切になったのは、私は高校生になったばかりかな?・・ですから、そんなに違和感はなかったでしょうね。橋蔵さまの綺麗な部分だけを見ようとする意志がはたらいていますから、好きでないところは消し去ってしまっていたでしょう。

夢殿主水之介・・名前が素敵ですネ。この名前のとおり橋蔵さまにはピタリだと思います。
でも、どういう素性の人、武士なのかしら。天地自念流と相対する道場の美緒と恋仲を邪魔する玄蕃におとしいれられ、相対する道場の者と喧嘩をしたため、波紋させられ、剣の修業をしながら3年江戸を離れていた主水之介。すっかり浪人が板についた主水之介。
師匠が斬られ、その仇討をするということになる。それには、恋仲であった美緒の夫になっている玄蕃ともたたかい、そして、師匠の仇、弥十郎に果し合い状を付きつけることになるわけです。

この作品の年代の橋蔵さまは、主水之介が破門になる前の武士として美緒との楽しい時を過ごす場面でのセリフから若さを強調しているのだな、というのは分かるのですが、橋蔵さまと桜町さんの雰囲気から、少し年齢を感じてしまい若さが感じられないところは、マイナスです。桜町さんは、「風の武士」でもそうですが、可愛らしさではなくどちらかというと妖艶?な雰囲気で大人っぽく、それに対し橋蔵さま扮する主水之介の仕草はまだ青年武士という感じで、二人の場面は、というより美緒との場面をもう少し違ったように描けなかったのかしらと思ってしまいます。仇を討つというために強い相手に立ち向かう主水之介に過去を振り返ってはほしくない。
2個で1組となる鈴が二人の間を、そしてこの作品の流れをつないでいるのでしょうが、少し子供じみているように思えます。
ここで、何でも待っているという美緒に送られ、旅に出る主水之介の姿は、違った意味のハッピーエンドで、良かった!とは思うが、次に期待するほど面白くはない。
折角、浪人の主水之介の哀愁が素敵で、殺陣も素晴らしいところがあるのに、もったいないことを、と思います。
時代劇衰退の時期に夢よもう一度ではないけれど、「新吾」のように連続ものに出来ればという期待を持っての作品でしたが、そうあまくはなかったですね。

と言いながら、主水之介と美緒の場面の画像を載せました。
この雰囲気を、あなたはどう感じますでしょうか。

次は、私の好きな橋蔵さま扮する主水之介の目線を。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14880307.html

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