MENU
207,080

スレッドNo.543

また作品を見て

あっという間に10月も終わりになりますね。ここ秋晴が続いていますが一日の気温の差についていくのに苦労しています。

10月、11月と橋蔵さんの放送される作品は同じものになっているのでつまらないというところです。25、26日と時間が取れたので見ていましたが、若き源頼朝の恋愛を描いた「富士に立つ若武者」はチャンバラの得意な東映ですからそこはもう、私は文句はありません。ただ政子との場面は、どうしても政子役の三田さんのイメージの方が強く残ってしまうんです。主役をはれ、また個性の主張が強い女優さんとですと、どうしてか橋蔵さんの印象が薄くなってしまうような気がします。
この映画では何度見ても鬼頭次や志乃との場面が強く心を打ってきます。
「黒の盗賊」はテレビ時代劇で流行っていた物語の内容にも似ていて面白いのですが、橋蔵さんだからこの作品がより面白くなっているというわけでもなく、この年代東映が変わろうとして取り囲む俳優さんたちが違ってきているのが、娯楽時代劇を量産していたころの映画と違い、そちらの方に興味がわきました。
私が楽しめる橋蔵さんの映画は「勢揃い東海道」の頃までの娯楽映画東映のような気がします。

長谷川一夫さんの「雪之丞変化」鑑賞いたしました。3部作の総集編になっているのでカットされているところが大部分もったいないです。製作された時代を考えますと、やはり素晴らしいものだと思いました。小説を大事にした筋書き映画化は、後で小説と一緒に思い出されるのがいいところです。
橋蔵さんの映画ては「新吾十番勝負」がそうですね。その後の「二十番勝負」は十番勝負が好評だったので、また連載で書かれたものと聞いていますから、ここまではいいですかね。しかし「番外勝負」まで来てしまったため「新吾」のイメージが少し落ちてしまったようにも感じました。小説からの映画化は内容を余りいじくってもよくないと思いました。

引用して返信編集・削除(未編集)

このスレッドに返信

このスレッドへの返信は締め切られています。

ロケットBBS

Page Top