橋蔵さんだから生きるという作品の放送に期待
東京の気候は冬が来たかと思うと明日は春という調子。しかしこれからですよね、冬本番は。「二十歳のつどい」も終わり明日は鏡開きで"おしるこ"を食べて、お正月気分もこれで終いです。
♦おきょう 様
私の妹が卯年生まれでおきょう様と同じ年女ですよ。物静かで行儀がよく、上品で繊細、聞き上手と、親近感覚えます。大きな飛躍、向上にふさわしい年にしたいものです。
私たち橋蔵ファンにとっても明るく、これぞ橋蔵さんだから作品が生きるのだという映画を東映チャンネルや時代劇専門チャンネルでは放送してもらいたいですね。東映時代劇YouTubeは視聴数を取らないとスポンサーからのものが入ってこないですから視聴数がとれるものを配信するのは致し方ないですが。
🖍️「天草四郎時貞」の作品名が出てきましたのでちょっと横道にそれますが・・・
東映が一年に撮る作品本数を少なくし始めたのが、橋蔵さんの場合「赤い影法師」からで、大体が一月か二月に1本というペースでの作品になりましたね。
芸術作品とか重い作品を作ることに東映が橋蔵さんにもその分野を克服し錦之助さんのようにと思ったのでしょう。
当時東映の時代劇監督には伊藤大輔さん、沢島忠さん、内田吐夢さんといましたが、今までの時代劇を揺るがした黒沢明さんや現代劇の斬新な監督の大島渚さんという世界的にも通用する監督に作品を撮ってほしかったのでしょう。
そんなとき松竹を退社した大島渚監督を東映に呼んだのです。新しい時代劇を大川橋蔵という俳優でどう撮るか期待されました。
また、橋蔵さんも雑誌で縁があったこともあり、大島監督に是非撮ってもらいたいという念願が叶ったことで意欲的だったようです。
しかし大島監督の描きたいところは、東映や橋蔵さんが望んだところのものではなく、興行成績は振るわなく完全な失敗作に終わったのです。
監督の意図する野心作「天草四郎時貞」は、東映独独の時代劇の魅力が何処にも見出すことができないし、橋蔵さんを主役に持ってきてまでの意味がわからない。橋蔵さんの魅力はいっさい無視の作品でした。
🎬でも、そのあとの作品は少し持ち直しいけるかなと思っていましたが、世の中の流れを時代劇映画の世界も組み入れていかなくては、大衆が振り向いてくれないようになっていく時代がすぐそこまで来ていたのですね。
夢があり、白塗り、艶やか、品のあるお色気、と映画の中に橋蔵ファンが満たされ歩んできた時代から、テレビ時代劇で橋蔵さんの人気は持ちこたえるだろうか、と心揺さぶられ一緒に歩んできた私やおきょう様の年代が一番感じているのではないでしょうか。
映画作品として長くこの先残してもらいたい中に、橋蔵さんが持っている江戸っ子の明るさ、二枚目半三枚目の上手さ、独特のお色気、が感じとれる作品を愛してほしい。だって、橋蔵さんのような華のある演技をできる人はいませんから、
嬉しいです!東映チャンネル楽しみです。
お島千太郎。舞台、映画館でも見ました。林与一さんとのコンビ、長く続きましたね、かんざし小判、お夏清十郎、の舞台も見ました。その時代の新聞の芸能覧には、ひばりさんを梅田コマ、新歌舞伎座とで取り合っていると記事にのっていた事を覚えています。
でも、トミーマミーの映画を知った今は、トミーマミーの最強コンビには負けていたと思います。あの雰囲気は他の俳優さんとのコンビでは、真似できませんよね。映画だけでなく、舞台の共演も見たかったです。もう少し早く生まれていたらと、残念です。
浅んちゃん 様
そういえば2月東映チャンネルでひばりさんの「新蛇姫様 お島千太郎」の放送がありますね。見方によっては面白い作品だと思います。
円熟味あるひばりさんの二役で舞台化もされた物語。相手役は林与一さんだけれど、若いときの林さんはそれなりに美しく哀愁もあり、共演があったときから恋の噂が絶えなかった二人、ひばりさんの生誕記念の番組で「惚れていた、好きだった」と初めて告白したのを覚えています。
お相手が橋蔵さんならと思うのはもっともですが、ひばりさんも年を重ね大人になっているわけですし、ミュージカルものは橋蔵さんにはできないものでしたね。
本当ですねー
橋蔵様は華があり、清らかで品があり、明るくて、ひばりさんファンの私は、トミーマミーの映画をみるようになって、橋蔵様ファンになりました。
あの時代の俳優さんの中で一番好きです。
お二人の作品は夢があり、ラブシーンにしても可愛いいし、見ていて微笑ましくなる様な場面ばかり。思わずこちらまでホンワカした気分になれました。
ひばりさんのママが、二人に汚れ役は絶対にしてほしくないとおっしゃていたそうですが、2人共演作品だけでなく、橋蔵様個人にも当てはまりますよね。時代がそうさせたのでしょうが、残念です。その後銭形平次がはじまり良かったです。
東映チャンネル、時代劇専門チャンネル、でも橋蔵様らしい作品の放送を期待しています。YouTubeでは橋蔵様のファンの方が橋蔵様らしい作品をアップされていますので、安心して楽しんでいます。
今日は少し遅めの鏡開きのおぜんざいを作る予定です。