トランジスタ式ミニワッターPart5 19V版のトラブル
タイトルのアンプを作成しており途中でトラブルで困っております。
具体的には、製作記事の通りプリント基板に部品を取付、バラック配線で、DCジャックと、トグルスイッチだけを基板に配線した状態で以下のように動作確認しました。
出力段のアイドリング電流は、両エミッタ間すなわち0.68Ω×2本分の電圧は、両チャンネルとも200mV程で、150mA弱の電流値です。
DCオフセット調整も、0mV付近に調整できます。
次に、製作例と同じように加工したケースに基板を入れて全ての配線を繋ぎましたがここで問題発生しました。
監視していたアイドリング電流が全く流れないのです。途中電源回路の2SC3422が破損して交換もしました。
色々やりましたが、正常な基板にインプットの配線を基板にハンダ付けするとこの現象が起きます。
基板のアースと、ケースアースが繋がるとパチッと小さい火花と音がしてこの現象が発生します。
過去には15V版を無事作成して良い音でなっています。
お知恵を拝借願います。
皆様の助言有り難うございます。結果から書きますと解決しました。
助言の通りDCジャックを再度よく見たらハンダが多すぎたせいか他の極と導通していたようです。
ついでなので、最初に取り付けていたDCジャックから他のジャック(マル信のMJ-40)に交換しました。
交換した理由は、プラグとジャックの嵌合が緩く抜けやすいのと、プラグを触ると接触不良を起こしたからです。
DCジャックの選択で数種類入手して比べてますが、なかなか満足できる物に当たりません。皆様はどうでしょうか?
最後に今回は的確な助言有り難うございました。お陰様で一晩悩むだけですみました。
tiro555さん、こんばんは。
やはり基盤のGNDに対しケース側のGNDは-9V程度出ていますか。
お書きになっている「基板のアースと、ケースアースが繋がるとパチッと小さい火花と音がして」という症状が、電源系のショートを想起させるモノだったために、ケース側のGNDに基板のマイナス電源が繋がっているのではないかという推測をしました。
正しく作られていれば基盤のGNDに対し-9V程度の電圧が掛かっているのは基板のマイナス電源とそれにつながるDCジャックの-側だけですので、そのどこかがケースアースに接続されているものと思われます。
そのパターンの一つが、DCジャックの-側とシャシの間が導通しているというものであったために確認していただきましたが、導通がないようであればそれ以外の部分で接触があると思われるのですが。
有難うございます。
>もし、-9V程度が出ているようでしたら、DCジャックの-側とシャシの間が導通していませんか?
ジャックの-側とシャシの間の導通を確認しましたが導通はありませんでした。
今晩は疲れたので早く寝て、明日仕切り直します。
flip-flop様
早速のコメント有り難うございました。
テスターにて確認しましたら、基板のアースにテスターのマイナス極、ケースのアースにテスターの+極を当てて測定したところ-9.3Vの電圧が測定できました。
ということは、ケースと基板のマイナス電源が繋がっているということなのでしょうか?
tiro555さん、こんばんは。
14. 構造部品および基板の取り付けまで終わらせた状態で、基板はケースに取り付けず、DCジャックと、トグルスイッチだけを基板に配線した状態で電源を接続し、基板のGNDとケース側にある各部のGNDの電圧を計ってみてください。
全てではないかもしれませんが、もしかして-9V程度の値が出ていませんか?
もし、-9V程度が出ているようでしたら、DCジャックの-側とシャシの間が導通していませんか?
ケースアースが怪しいですね。
基板のアースとケースアースを繋ぐ前にテスターで0Vかどうか確認しては?