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スレッドNo.394

EQアンプの残留ノイズについて

ぺるけ式の管球平衡出力MMフォノ・イコライザ・アンプを製作しました。
製作後の試聴では問題なく再生でき(残留ノイズはフルボリュームでスピーカから微かにゴーと聞こえる程度)、DMMで測定したところ、プレイヤー(カートリッジはオーディオテクニカAT100E)に繋ぎ47kΩ終端で0.15mV前後(mV実効値)でした。
ところがプレイヤーから切り離し単独で測定すると0.5mV前後(入力ショート)、信号発信機(A&D AD-8626)を繋ぐと電源オフで0.7mV前後、電源オンで2mV前後(以上の数値は各機器のAC100Vの極性を調整してノイズを最小にしたもの 真空管も選別しておりL/Rでほぼ同じ)に悪化し、各種測定が困難な状況です。
実は2015年にも同様なEQアンプを測定し、その時は正常に測定できていました。今回比較の為に前作機で試しましたが同じような状況です。なお前回の製作以後に太陽光発電(蓄電池付き)を導入しております。
以上につきまして解決に向けたヒントが頂ければ幸甚です。よろしくお願いします。

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VTさん
「12AX7のグリッド同士を最短で接続して測定」なるほどですね…やってみます。
グランドアースについても見直してみます。

まぐなむさん
「1点アースのねじに菊座金を入れリアパネルとの導通を確実にする」これはしっかり
やってますが「フロント及びリアパネルの皿ビス用座面にやすりを当てて導通を取る」
は今回ズボラしてました。「出力側XLRレセプタクルのグランド端子とレセプタクル
取付ねじの間に線を追加する」はEQアンプでは確かにやっておくべきですね。

Kさん
PCとの関係にまで考えが及んでいませんでした。今度の測定では注意してみます。

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宝塚ATさま、こんにちは。

なんとも微妙な結果ですね。
ただ、他チャンネルをレコードプレーヤーに接続すると変化するとゆうことであれば、アースの配線がやはり関与しているのではないかと思います。

先に12AX7のグリッドをGNDに落とすチェックをしていただきましたが、差動回路なので上下の12AX7のグリッド間に加わった信号が増幅されるというのが基本なので、12AX7のグリッド同士を最短で接続して測定して頂けないでしょうか。

入力側は未接続、フレームグランドも他の機器と接続していない状態で12AX7のグリッド同士を接続した状態がこのプリアンプの増幅回路部分の素のノイズということになろうかと思います。
この状態でプレーヤーのGNDなどを接続してもノイズレベルは変わらないのが好ましいのですが、どうなりますでしょうか。

あと、写真を拝見して気になるのが、RCAコネクタからシャシへGNDラインが伸びているように見えることです。
このアンプは作ったことが無いので的外れかもしれませんが、ぺるけさんが平衡出力MC/MMフォノ・イコライザ・アンプの方で、「訂正1:入力部のアースにおいてシャーシアースのポイントが入力RCAジャック直下となっていますが、ここからシャーシアースに落とすとハムが出ます。シャーシアースの引き出しポイントはMC/MM切替スイッチ~62kΩの区間としてください。」という記述をしていますし、平衡出力MMフォノ・イコライザ・アンプの回路図ではPhono端子の下にアース記号が無いのも、同様の影響があるとぺるけさんが考えていることを反映しているのかもしれません。

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宝塚ATさま、こんばんは

写真ありがとうございます。
リアパネルに1点アースされていると理解しました。

回路のアースとシャーシのグランドとの導通が不安定(不完全)な箇所があるのかもしれません。

①1点アースのねじに菊座金を入れリアパネルとの導通を確実にする。
②フロント及びリアパネルの皿ビス用座面にやすりを当てて導通を取る。
③出力側XLRレセプタクルのグランド端子とレセプタクル取付ねじの間に線を追加する。

といった対策が効果あるかもしれません。

タカチのHENシリーズはアルマイト処理がしっかりしており、皿ビスの締め具合でシャーシ全体のシールドが変わります。皿ビスの座面までアルマイト処理がされているためです。

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以前、ミニワッターの残留ノイズを測定した時、ー正確な数値は忘れましたがー数mVを示しました。
オシロスコープで波形を見たところ、周波数が特定できないホワイトノイズの様なノイズでした。
原因は自作PCの電源(スイッチング電源)が、AC100Vラインにノイズを出していたためでした(PCの電源をOFFにしたらノイズが消えた)
DMMに周波数が表示されないとの事なので、周囲のデジタル機器(AC100Vラインに繋がった)を疑って見るのも手かと。

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VTさん

返信内容が誤っていましたので訂正します。

> ② プレイヤー、フォノ・イコライザ・アンプ間の接続をL, Rのいずれか一方にした場合のノイズレベルはどうなるでしょうか(プレイヤーと接続しているチャンネルとしていないチャンネルで違いはあるでしょうか)。この時、接続していない方の入力はショートしてください。
●その様な接続で試してみたか覚えていないので、やってみます。
○状況は同じでした。

当初は信号発信機の電源オンで2mV前後のノイズを観測しましたが、
プレーヤーを他chに接続した状態ではRchで0.31mV、Lchで1.0mVと
なりましたので改善は見られました。

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VTさん
宝塚ATです。
助言いただいた件、試してみました。

> ② プレイヤー、フォノ・イコライザ・アンプ間の接続をL, Rのいずれか一方にした場合のノイズレベルはどうなるでしょうか(プレイヤーと接続しているチャンネルとしていないチャンネルで違いはあるでしょうか)。この時、接続していない方の入力はショートしてください。
●その様な接続で試してみたか覚えていないので、やってみます。
○状況は同じでした。

> ③ 入力ショートは入力端子で行っていると思いますが、12AX7のグリッドを直接GNDに落とした場合、違いはありますでしょうか。
●それは試してみたことがないですね。やってみます。
○状況は殆ど同じ(0.0数mV程度ノイズレベル低下)でした。

まぐなむさん
助言いただきありがとうございました。
説明書にその様な記載があるとは気が付きませんでした。
さて、外部同期入力端子をショートして試してみたのですが、
状況は殆ど同じ(0.0数mV程度ノイズレベル低下)でした。
接地パネルの上でも試してみたかったのですが、
環境が用意できませんでした。

信号発信機をつなぐと数mV単位のノイズが発生するので、
ハムノイズならばDMMに周波数が表示されますが、
表示は「0Hz」でした。

参考になるかもしれませんのでEQアンプの中の写真を添付します。

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VTさん
返信ありがとうございます。
●文中にて回答します。

> "VT"さんが書かれました:
> 宝塚ATさん、こんばんは。

> ① プレイヤー、フォノ・イコライザ・アンプはそれぞれシャシのグランドを取っているないしは相互に接続しているのでしょうか。
●プレイヤー接続時はプレイヤーのアース線をEQアンプのフレームアースにつないでいます。信号発信機の場合は相互のフレームアースを接続するとノイズが増加します。

> ② プレイヤー、フォノ・イコライザ・アンプ間の接続をL, Rのいずれか一方にした場合のノイズレベルはどうなるでしょうか(プレイヤーと接続しているチャンネルとしていないチャンネルで違いはあるでしょうか)。この時、接続していない方の入力はショートしてください。
●その様な接続で試してみたか覚えていないので、やってみます。

> ③ 入力ショートは入力端子で行っていると思いますが、12AX7のグリッドを直接GNDに落とした場合、違いはありますでしょうか。
●それは試してみたこがないですね。やってみます。

> ちなみに昔私がやった失敗の一つに、入力端子のGND側の配線ミスがあったのだけど、前段と接続した際にフレームグランド側も接続していたために一見正常に…というのがあります。

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宝塚ATさん、こんばんは。

① プレイヤー、フォノ・イコライザ・アンプはそれぞれシャシのグランドを取っているないしは相互に接続しているのでしょうか。
② プレイヤー、フォノ・イコライザ・アンプ間の接続をL, Rのいずれか一方にした場合のノイズレベルはどうなるでしょうか(プレイヤーと接続しているチャンネルとしていないチャンネルで違いはあるでしょうか)。この時、接続していない方の入力はショートしてください。
③ 入力ショートは入力端子で行っていると思いますが、12AX7のグリッドを直接GNDに落とした場合、違いはありますでしょうか。

ちなみに昔私がやった失敗の一つに、入力端子のGND側の配線ミスがあったのだけど、前段と接続した際にフレームグランド側も接続していたために一見正常に…というのがあります。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年06月10日 10:02)

先ほどの測定が上手くいくようでしたら、別の問題としてAD-8626の出力にノイズが乗っている可能性があります。

取扱説明書の11頁8.項に『外来ノイズが(背面の)⑧外部同期入力端子に飛び込み、影響を与える場合があります。明らかに出力にノイズがのっている場合には、⑧外部同期入力端子を短絡してください。』とありますので、こちらに従ってみて下さい。
また、出力信号を与える場合は、減衰器を0dBにして出力レベルを絞るより-50dB側に切り替えた方が、オシレータ自体の出す残留ノイズごと出力が減りますので微小信号の測定に有利だと思います。

引用して返信編集・削除(未編集)

状況からハムなどの外来ノイズの影響を受けているのではと推察します。プレーヤーをつないだときは正常な値が出ているようですので、EQアンプ単体で測定する際に、「入力ショートかつ、プレーヤーからのアース線は繋いだまま」での値がどうなるか教えていただけないでしょうか?

ご参考までにLeader社のミリボルトメーター(LMV-186A)のカタログより抜粋した外来ノイズの影響を受けにくい測定方法の画像を添付します。
http://www.op316.com/pdf/sokutei/lmv186a.pdf

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