フォノイコライザートランスの件
VT様
詳しく調べていただきましてありがとうございました。お陰様でどんな類のものか理解できました。フェニックスも開きました。
菊池様
Ⅿ2PWTの使い方、詳しく教えていただき、ありがとうございました。
ヤフオクで探すよりずっと確実な方法を複数教えていただき、新品で作れます。何より皆様から適格で解る答えを短時間で出してもらえることに感謝いたします。この度はVT様、菊池様、ありがとうございました。
私でも作る気になり、作り、音が出る、ぺるけ様の解説は素晴らしいものがあります。いい音が間違いなく出るよと言われている気がします。はんだ付け不良で何日も泣いていますが、頑張ってみます。お世話になりました。
菊池さま
ありがとうございます。
実は、ヒーター巻線の倍電圧整流の作例はほぼ皆無で(菊池さんの7716三結シングルがありました)ちょっと不安もありましたが、上手く行きました。
倍電圧整流で、計算上0.6Aは流せるようで、私の場合、M2PWTを使った6DJ8差動プリを6N1Pに換装して良好です。
これからも、色々工夫しながら楽しんで行きたいと思います。
電源トランスに電流を流した時の電圧変化はトランスにより変わるので、
正確な値は実証するしかなく、sukebayさんのレポートは大変参考になりますね。
また電源自体のノイズは少ないようなので、あとはぺるけさんの部品配置や
配線の引き回しを忠実に踏襲すれば良いと思います。
>+B電圧はチョット高めですが、問題ないかと思います。
その程度の違いなら全く問題ないのですが、気になるようでしたら図のように
赤丸印のところに1kΩ1W位の抵抗を入れると効果的に電圧を落とせます。
ただ、ここの正確な抵抗値はオームの法則が通用しないので要調整になります。
という事で、sukebayさんの図を拝借させて頂きました。ご容赦です。
また前に100Ω位と書いたのですが間違いで、失礼しました。
電流を考えると1kΩ以上でないと効果が無いですね。
M2PWTで12AX7ヒーター倍電圧整流やってみました。
DiにはVF値の低い大電流ショットキーDi、そしてリップルフィルターには3端子REG.LM317Tを使ってみました。
結果良好です。
317のAjd-GND間へ10μF(タンタル)入れると80dBのリップル除去だそうで、ケミコン47μF挿入したら73dB除去出来てます。
(電子電圧計校正していないので、あくまで参考値です)
ヘタに大容量C、セメント抵抗突っ込むよりも確実かもしれません。
+B電圧はチョット高めですが、問題ないかと思います。
ほとんど秋月電子のパーツで賄えました。
うちだ様もsukebay様も詳しい回路図までいただき、本当にありがとうございました。頭の中を整理して段取りいたします。
よろしくお願いいたします。
古時計さん、はじめまして。
12AX7フォノイコ Version2、ソフトンⅯ2PWTを使って愛用しています。
ヒーター6.3V点灯だと整流用Di発熱が結構あるので、菊池さん提案の12V倍電圧整流点灯がよろしいかと思います。
参考までに私の作った電源部回路図と実測値を上げておきます。
古時計さんこんにちは
12AX7 Version2を考えておられるのでしょうか?
ここでソフトンⅯ2PWTを使う時、電源回路の定数を変更する必要が出てくると思いますので、少し提案をします。
高電圧側の100Vが125Vになる事で整流後の電圧が、単純計算で306Vから382Vになり、更にフィルターで272Vまで落とすことになります。フィルター部で100Vを負担させることになります。
そうすると3.3K、100K、1.5M等の抵抗の再計算が必要になります。その計算には次のサイトが参考になります。
http://www.op316.com/tubes/tips/b390.htm
ヒーター電圧もトランスが変わり、ヒーター電流がどのくらいの負荷になるかも変わります。
そこでトランスの電圧が幾らになるかを予測する必要が出てきます。後段のフィルター定数も再計算が必要です。
トランスの出力電圧を予測するには、次のサイトが役立ちます。(同じものはありませんが、似たトランスから推測します)
http://www.op316.com/tubes/datalib/pt2-data.htm
以上の計算で、定数が出てくると思いますので、【部品を集め始める前に】検討してください。上の二つのサイトを参考にすれば、実用上問題ない範囲で、必要な電圧を得る事が出来ます。
つまり後で部品交換が不要な範囲の結果が得られます。
難しいようでしたら、この掲示板でまた質問してください。