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スレッドNo.619

mini watter出力段のバイアス用ダイオードの代替

mini watterやtourerの出力段のバイアス用ダイオードは品種限定ですが、すでに入手困難でお困りの方がいらっしゃると思います。出力トランジスタも代替品を使わざるを得ない場合はなおさらです。ここはバイアス回路をトランジスタ式にすればあっさりと解決します。

添付回路図の様にダイオード2個を、トランジスタ、固定抵抗、半固定抵抗に変更します。通常の2段ダーリントンだと抵抗は一桁大きい値になりますが、1段の場合はこのくらいの値です。

2段目のコレクタ電流が結構大きいので2SCタイプは定格が大きめのものが適します。2SC3422のような出力用でもかまいません。出来れば出力段のPNP, NPNのどちらかのトランジスタにエポキシ系接着剤で熱結合してください。熱安定性が良くなるので、エミッタ抵抗は0.47Ωが使えるようになります。

ぺるけさんがあのような設計をした意図は十分にわかりますが、今となっては、入手困難な部品にこだわるよりは、手に入る部品で楽しむ方が良いと思います。なんら遜色のないアンプが出来ます。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年05月12日 15:07)

たや様、

ご返信いただきありがとうございます。

Part2は私にとって懐かしい回路形式です。初めて作ったトランジスタアンプで、0.5Wのヘッドホンアンプでした。部品が手に入らず、2SA505と2SC495だけで作りました。スイッチングACアダプタもない時代でしたから、ヒータートランスで電源を作りました。良い音だったと記憶しています。

部品が無ければなんとか工夫してという時代の経験から、いくつか紹介させていただいたしだいです。

引用して返信編集・削除(未編集)

ken様
 ぺるけさんの各種デバイスの代替法を伝授下さり、ありがとうございます。
 ぺるけさんは、バイアス回路に最も簡単で、取付に間違いが無ければ、調整不要な方法を採用(ぺるけさんの頒布を前提に)されたと思います。でも、これからは、製作される人がぺるけさんの記事(設計マニュアルという素晴らしい記事)を熟読し、自分で工夫して楽しみたいです。
 これからも、音楽を楽しむのに必要最低限の機能を盛り込んだ「ぺるけさんアンプ」、多くの方が製作されるといいですね。

2024.05.16追加 このウェブサイトの設計マニュアル トランジスタ増幅回路その18(SEPP回路)にバイアス回路についての説明があります。

追伸
 私は、「トランジスタ式ミニワッターPart2」を愛用しています。Part5に比べるとOCLで無く見劣りするように思われますが、音楽を楽しく聴くのには、これ以上のものは必要無いと思います。初段のデバイス探しに苦労することも無く、スピーカーとの間にコンデンサがあり安全です。バイアス回路を提案されているように変更すれば、15VのACアダプタでも大丈夫です。但し、電解コンデンサの定格は25Vにしたほうが安心です。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年05月16日 14:16)

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