低インピーダンスの測定器をつなぐときのダミーロードについて
アンプの特性を測定するときのダミーロードの構成について質問があります。
オーディオアナライザやスペクトラムアナライザのように入力インピーダンスが低い測定器をアンプの出力端子につなぐ場合、ダミーロードの値や構成はどうするのが適切なのでしょうか?
特にプリアンプの場合ですと47kΩのダミーロード両端に入力インピーダンスが50Ωや600Ωの測定器をつなぐと負荷が大きく変わってしまいます。
SO-man様
詳しく解説していただきありがとうございます。高周波の測定になるとオーディオ帯域とは別の知識が求められますね。勉強になります。
Y@札幌様
このような測定器はアマチュアが扱うにはハードルが高いですね。(金額的にもスペース的にも)
まぐなむ 様
50Ω入力インピーダンスの測定器をハイインピーダンスで使用したい場合は、FETプローブを使用するのが測定器メーカーの解です。しかしプローブ先端の並列容量と入力インピーダンスの関係から周波数帯域は限定されます。ACカップルとDCカップルがあり注意が必要です。スペクトラムアナライザではそのための電源端子が用意されているものもあります。
観測信号レベルが下がることを覚悟でシリーズに抵抗を入れる方法も考えられますが(実際そういうプローブも製品として過去にありました。)が減衰量、周波数特性の検討が必要でしょう。
基本的な考え方はオシロスコープのパッシブプローブの構造を模擬するような考え方を応用してもらえれば周波数特性を伸ばすこともできるかと思います。
まぐなむ様
<プリアンプやDAC出力端に表れるスイッチングノイズを測定できる測定器を探しているときに表題の疑問が生じました。
なるほど、そのような用途で使用されるのであれば無線機のスプリアスを測定するのと同じようなことなので「あり」かもしれませんね。
測定器の入力インピーダンス切り替えを1MΩにして47KΩを負荷とすれば測定できるとは思います。
ただ、それだけのためにこのようなスペアナを揃えるのはもったいない気がしますが。
Y@札幌様、回答ありがとうございます。用途が異なること理解しました。
プリアンプやDAC出力端に表れるスイッチングノイズを測定できる測定器を探しているときに表題の疑問が生じました。
HP3585AもHP8561Eもオーディオ用の測定器ではないと思います。(オーディオ帯域から測定できたとしても)
オーディオ用測定器の入力インピーダンスは低くても600Ω、大抵はHI受け(100KΩとか)との切替が付いています。
入力インピーダンスが50Ωや75Ωのものは基本的に高周波用の測定器であり用途が異なります。
まさみち様、回答ありがとうございます。おっしゃる通りHP3585Aは1MΩ/50Ω/75Ωの切り替えができますね。スペアナにはHP8561Eのようにオーディオ帯域から測定できるものもありますが用途が異なるということですね。
ふつうは入力抵抗の入り切りの機能があるはずだけど?
オーディオ用じゃないインピーダンス固定の無線専用の測定器は使えないのです