aptx-HD対応Bluetooth 基板
先日はシンプルなBluetooth 基板を紹介しましたが、aptx-HD対応の基板がとても良好なので、紹介します。
eBayでQCC3034で検索すると、DACとしてTIのPCM5102Aを搭載した基板が出てきます。ぺるけさんが使う気がしないと書いた物にそっくりなのもありますが、そちらは5102Aを搭載していないので、おすすめしません。
QCC3034はワイヤレスヘッドホン用のワンチップソリューションで、DACを内蔵していますが、より高性能な5102Aを使っています。
5102Aは負電源を内蔵しているので、出力の直流カット用のCは不要です。ほぼ、そのまま使えますが、5102Aの写真上側にチップ部品を4個外した跡が見えると思います。これは出力の500Ω/2.2nFのフィルターですが、変な音がするので撤去し、別基板でCR2段のフィルターを追加しました。
電源はUSB-C 5V, DC 6-20V(9V以上が無難), AC 6-20Vの3種類に対応です。USBはPD対応のアダプタだと動作しませんでした。DC入力だと3端子レギュレータを通りますから、こちらの方が良いです。
アンテナを外付けする場合は基板のコネクタの根元にはんだ付けしてください。基板上のアンテナパターンを切断する必要はありません。
aptx-HD はとても美しい響きで、管弦楽や室内楽のハーモニーが素晴らしいです。
ごろうさん、
ご指摘ありがとうございます。
その通りです。最初40kHzを狙って作ったのですが、聴感上、何か粗いような気がしてカットオフを下げたのでした。うっかり最後の定数だけを書いてしまいました。失礼いたしました。
kenさん
> 私のLPFはRC2段で、510Ω/5600pF-2.4kΩ/1500pFです。約40kHzです。なお、Bluetooth基板上の470〜510Ω/2.2nFは取り外して、抵抗のランド間をショートしてあります。
この定数だと-3dBのカットオフ周波数は約30kHzになりませんか。
たろうさん、
私のLPFはRC2段で、510Ω/5600pF-2.4kΩ/1500pFです。約40kHzです。なお、Bluetooth基板上の470〜510Ω/2.2nFは取り外して、抵抗のランド間をショートしてあります。
kenさん
こんにちは、
こちらの基板に取り付けてあるLPFの回路定数を教えていただけないでしょうか?
USB DAC としても使える基板が出てくるのを待っていましたが、Amazonに「TypeC インターフェースは、電源/USB サウンド カードに使用できます」というのがありましたので入手しました。
試したところ、USBとBluetoothが自動切り替えで使えることを確認しました。
> この基板は少し古いバージョンで、eBay に現在出品されているものは、フォーンジャックなどが付いています。
eBayの新しいバージョンと同じものだと思います。
気付いたことなどを「なんでもあり掲示板」の方に書き込みたいと思います。
LDAC対応のQCC5125搭載基板をアンプに組み込んでみました。悪くはないのですが、基板の設計はQCC3034搭載基板の方が良く出来ていると思います。
この基板は少し古いバージョンで、eBay に現在出品されているものは、フォーンジャックなどが付いています。
なお、QCC3034搭載基板とは端子配列が異なります。
kenさん
ご返信ありがとうございます。
基盤の注文してみました。
参考にさせていただきます。
tatunoさん、こんにちは
イヤフォンジャックはaux入力と出力です。搭載されている小さなリレーでaux入力とBluetooth を切り替えています。ぺるけさんが使ったボードと同じです。
チップ部品は、抵抗はブリッジ、キャパシタはオープンです。PCB裏側からフィルターに配線しました。
こんにちは。
こちらのボードに興味があるのですが、LPFの出力とは別に2つイヤフォンジャックが取り付けてあるのは、AUXの入出力端子用ということでしょうか?それから、チップ部品4つは、撤去したのちにブリッジさせて基盤の裏側から別基盤のLPFに配線している状態でしょうか?よろしくお願いいたします。
QCC5125で検索すると、なんとLDAC対応のボードが出てきます。また、DACにESS9038Q2Mを使ったものやら、PCM1794やらと、いろいろあります。
ぺるけさんが使ったボードは無くなりましたが、選択肢は増えています。