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スレッドNo.753

タンゴ電源トランスMX-165 不具合

初めて投稿させていただきます。
平田タンゴmx-165電源トランス を4個使用しております。(自作 vt-62 3パラシングルと811Aシングルアンプ、各モノブロック) 
そのうちVT-62 アンプ1台のみがシャーシが誘電されており、軽く触ると感電します。
強く押し付けると感電しなくなります。(リスニングルームでは、シャーシアースはしておりません)
アンプ本体は、特にノイズの発生等はなく正常に作動しています。
電源トランスをアンプから取り外し、固定している4本のボルトの1本のみは、MJ-1997年 1月号の”管球アンプ用トランス、チョークの基礎知識” 通りケースにグランドされている事を確認しました。
自宅の配電盤アース線とそのボルトを真空管電圧計で計ると130Vありました。(トランスを取り外して、無負荷の状態で計測)
また、低圧のタップ0~5V,0~7.5V等は何故か300Vを振り切りました。
原因について、お教えいただければ幸いです。

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Hiroさん、こんにちは。

(電源)トランスは、鉄のコアに銅線が多数巻きつけられた構造になっていることはご存じかと思います。
で、一つはこの巻き線の絶縁が傷や腐食、経年劣化などによって不完全になると、絶縁不良になって漏電する場合があります。

もう一つは、異なる導体を絶縁状態で対向させるとコンデンサになるので、交流は通り/誘電しますので、場合によってはトランスのコアは帯電するということが起こります。

100V巻き線の0V側に電灯線のLive側を接続するかNewtral側を接続するかでコアと巻き線の結合状態が違うのでコアの電位(導通のあるビスの電位)が変わることがあります。

後者の静電誘導による帯電があるので、ぺるけさんの教えの中にもどこにも接続されていない金属は作らないようにというものがあるかと思います。

また、ヒーター巻き線で高い測定値が得られるのは、100V-高圧巻き線-ヒーター巻き線の順で巻かれているために、ヒーター巻き線がアースラインに接続されていない場合は特に高圧巻き線の影響を受けて高い誘導電圧が掛かっている可能性があるかと思います。

 ご参考まで。

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