低域ばんざい。
P1-kitでいろいろ試してみましたが、結果として低域レンジを伸ばせば直ぐに魅力的な音が聴けるというものではない(高域についても同じですね)事が判りました。セッティングは他の機器と同じように丁寧に音のバランスをしっかりと確認しながら、スピーカーに歌わせましょう。
兎に角、40hz以下の音域には音の滑らかさ・濃厚な味わい・自然な空間の広がり・時に恐怖感など超高域よりももっともっと情報が隠されていると感じました。
とかく高域レンジの拡張にばかり目が行くご時世ですが低域の改善無くしてオーディオの楽しさは無いと感じています。1度体験してしまうと低域の伸びない音はおもちゃの楽器のように軽薄な音に感じてしまいます。サーロジックによって本物の低音に少しでも触れることが出来たことは音楽の楽しさを沢山思い起こさせてくれるものでした。普段聴く事の少なくなったCDも楽しく聴けるようになりました。低域ばんざい。
“聴こえない音は、実は聴こえている”のでしょうね。
かなり低域までカバーできるスピーカーでも、
20kHz以下の音を加えることで、音楽の雰囲気が
ガラッと変ります。
これは、超高音も同じこと。
ただし、調整がメチャクチャ難しい。
楽しんでくださいね。
ねじ式hayayanさん、ゴウドさん、こんにちは。連休前あたりからLVパネルの受注残が積みあがってしまい、やっと発送し終わったので久々にBBSに向かっています。
■ サブウーファーの音は、「聴こえていたのだ」と、後で気が付くと言うのが正しい表現の様に思います。
聴こえない帯域の聴低音を加えることで、音楽の表情がこれほど変わるものなのかと、DSP制御のサブウーファが完成に近付くにつれ私も感動した記憶があります。
テストを重ねるうちに徐々に分かってきたことですが、どんなサブウーファーでも聴低音で部屋を揺らすことはできます。なるほどすごいサブウーファーだと認識できるのですが、位相を無視したサブウーファーでは楽器の表情はむしろ減少してしまいます。シアター用のサブウーファーは殆どこの類と思います。
位相を完全に合わせるか同期を取ると、楽器の音の透明度が上がり、佇まいと奥行きが同時に追加されます。サブウーファ単体では音は殆ど聞えない(聴こえるとしたらサブウーファーユニットの高調波歪み)のですが、メインと合わせて聴いている最中にサブウーファーを切ると、楽器の音が半分無くなってしまったような、間の抜けた音になるのです。だから聴こえていたのだと思うもの、のように思います。
http://www.salogic.com/home.files/t/t-mas.htm
も参照してください。
■ 余談ですが、6月発売のオーディオベーシック誌に弊社の紹介記事を4ページ載せて頂けることになりました、評論家の傅先生のインタビュー記事です。