進捗はいかがですか?
FIRのデジタル・チャンデバの進捗はいかがですか?
フラグシップモデルのサブウーファ”Duo Basso”とリンクする計画で概略の構想を作りましたが、D.Cube2の量産モデルの立ち上げに時間を取られてHPへのUPが遅れています。
ところで妥協のない96KHzFIRのスペックで設計すると、Duo BassoのDSPでは全く歯が立たず、テキサスの最高速のDSPであるC64Xの600MHzコア
http://www.tij.co.jp/jsc/docs/dsps/product/c6000/c64xcore/index.htm
でもスピードが足りません。勿論複数個使って並列処理して間に合わせるのですが、532ピンのDSPを複数個使うのはぞっとしますね。
1.1GHzのコアで1秒間に11億回のフロート演算が実行できるとすれば1個で済みそうですが、サンプル出荷時期も不明です。
> フラグシップモデルのサブウーファ”Duo Basso”とリン>クする計画で概略の構想を作りましたが、D.Cube2の量産>モデルの立ち上げに時間を取られてHPへのUPが遅れていま>す。
値段帯はどれくらいを考えておられるのでしょうか?
Duo Bassoとのリンク、ということは、ほかのDSPユニットをはるかに上回るのでしょうか?
価格帯は非常に悩むところです。C64xクラスのDSPを使うと
http://www.tij.co.jp/jsc/docs/dsps/product/c6000/c64xcore/index.htm
基本的なドライバーソフトまで(デバイダー、プリアンプなどのアプリケーションプログラムを含まない)の開発費で1000万円位が常識的な値です。それにアプリケーションの開発費が必要で、筐体まで豪華のすると海外製のフラグシップモデルのような価格帯になります。
安く作る方法はただ一つで、他の製品と総てを共用することです。幸いなことに充分吟味して設計すればDSP部分の共用は可能です。そこでDuo Bassoと共用と考えているのです。しかしチャネルデバイダーが必要とするスペックはDuo Bassoの遥か上位なのです。
Duo basso用に開発したDSPボードをグレードに合わせて複数枚使用して構築するのが妥当な選択と思います。
機能を分割して必要最小限の構成(音は最大限の構成)のとき50万円以下にしたいと考えています。
DSPドライブのサブウーファのカテゴリーに、開発の参考にできる他社製品が無いため、新たな疑問点が生じるとその解決に数ヶ月を要し、P1kit、D.Cube2ともにアナウンスから製品出荷までに予想を遥かに超える時間がかかりご迷惑をおかけしました。FIRのチャネルデバイダー、プリアンプも同じような状況です。発売時期はDuo Bassoの次となります。
販売を完了していますが、150個のDSPを使い1000dB/octの遮断傾斜を実現したDSPFIRチャネルデバイダーが下記で、次期デバイダーの基本原型です。
http://www.salogic.com/home.files/solution/salo-proto.htm
これにサブウーファ用のフィルター(これが一番DSPパワーを必要とする)が追加になります。
デバイダーも含まれますが、デジタルプリアンプの原型が下記のブロック図です。
http://www.salogic.com/home.files/solution/salo.pdf
http://www.salogic.com/home.files/solution/omni-mix.htm