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スレッドNo.280

SPD-P1でアライメント0の時の出力

SPD-P1でタイムアライメントを使用すると1周期遅らせてメインの周期に合わせるとのことですが、

タイムアライメント0にすると
1周期目は時間差無く出力されるのでしょうか?
やはり2周期目からでしょうか?

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SPD方式の位相整合の手法はHPの解説をご参照下さい。下記二つのページがございます。
http://www.salogic.com/home.files/solution/solution.htm
http://www.salogic.com/home.files/exclusive/exclusive-data.htm

これらを要約したものがこのスレッドの4つ下の
”LFEの低音遅延(D.Cube2)”です。

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「DSP・FIRフィルターでスピーカーの周波数特性を補正すると、フィルターのタップ長の1/2の長さの信号処理時間がかかる」ですね!分かりました。
「仮にスピーカーユニットの発音ディレーの等しいサブウーファーをメイン・リスナー間の距離にそろえて置き、アライメント=0で駆動した場合も、2周期目からメインと同期する(クロス周波数での話)」と解釈しました。よろしいでしょうか。

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正しい解釈です。SPD-P1でサブウーファーユニットをドライブする場合、必ず下記動画シミュレーションが成り立つように、サブウーファの配置とプロセッサーの距離のつまみ(D1,D2)を整合させることが必要です。

"ディレーで位相を合わせる(動画シミュレーション)の項参照”
http://www.salogic.com/home.files/exclusive/exclusive-data.htm#move-simulation

この設定が曖昧であると、低音が二つ聞こえたり、超低音が全く聞こえなかったりします。

ところでSPD-P1(P1kit)はプロセッサーだけの商品で、スピーカーユニットが付属しておりません。従って厳密にはユニットの速度差による誤差を生じます。しかし一般的なスピーカーユニットの発音ディレーは100〜150μsec程度で、速度誤差は50μsec(0.00005sec)程度に納まります。

距離に換算すると、340m(音速)×0.00005=17mmで誤差範囲とみています。D1,D2は取り扱い説明書の理論値で合わせていただき、±数cm程度の範囲でサブウーファの配置を前後させてベストポイントを探してください。

ついでですから、SPD-P1使用上の注意点を列挙しておきます。

1.スピーカーユニットの振動板の1箇所を指で押したとき、振動板全体が等しく後退するものを選択して下さい。押したところが変形して凹むユニットでは、DSPで補正された超低音の振幅でミッドバスに歪み音が発生し、メインスピーカーの帯域で低音が二つに聞こえます。
紙の振動板はまず不合格で、ケブラー(D.Cube2)、カーボン、PPコーン(SW1600)などが最適です。

2.リスニングルームの壁が超低音で振動すると振動の倍音の輻射音が大量に発生します。サブウーファで超低音を出しているにも拘わらず、ミッドバスばかりが目立つブーミーな低音になります。壁面を強化する必要があります。

壁面の強度不足はかなり深刻な問題で、ウーファー比で面積が数百倍ありますから、触って振動を感じるようであればメインスピーカーの音もブーミーに変化しています。

普通の居間を利用したリスニングルームは大方不合格で、壁面を強化または100mm以下の幅木の集合体で壁を構成すると、電源ケーブル交換などの繊細な変化とは次元の違う、ドラスチックな音質改善効果が現れます。まずメインスピーカーの音質が大幅に向上し、その結果サブウーファとの繋がりが各段に改善されます。

地を這う超低音、コンサートホールのイリュージョンはオーディオシステムのグレードアップだけでは得られません、リスニングルームのチューニング次第です。

HP本文のD.Cube2のカタログ集にも参考にしていただける記載がございます。
http://www.salogic.com/home.files/catalogue-DCube/catalogue.htm

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