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スレッドNo.344

D.Cube2の使いこなし

使用者からの情報が少ないようですので、私なりに当初より改善できた使いこなしを書いてみます。ここでは他に書かれていることは割愛します。

1. 裏面の放熱版を大地アースに落とす。本体からのノイズは少なくないようです。銅テープで取り付けネジにアース線を接続します。この時アース線は他の配線や金属製の電源タップなどから可能な限り離します。出来ればアース線(棒)も別にした方が良いです。これに留意しないと効果は有りません。例えればここは下水管です。なお付属のACコードもノイズの観点から変更します。私はAETのGAIAを使用しています。
2. 本体脚にスパイクを追加。発生する振動はかなりの物ですからスパイクは必要です。費用を掛けたくなかったので暫定的に余っているBDRのコーンを使いました。これを使うと位置の調整が困難になりますので、MDFのボードを下に敷きます。
警告:この作業は危険を伴い、また本体脚を破損する可能性が有ります。
3. 位置をミリ単位でメインSPと合わせる。これが一番重要で効果のある事です。音を聞きながら少しずつ動かして調整します。先にメインSPの左右も逸品館のレーザセッターで合わせておきます。試しに調整後1ミリずらして見るとセンターに小さく定位した音像が大きく広がる事が解ります。メインSPの調整もそうですが、正確に合わせた音とだいたい合わせた音は全く違います。だいたい位置を合わせたものと合わせていないものはたいして違いは有りません。(距離設定を10センチ変えても気が付かないかも)
4. LFE入力は使わない。設計意図とは異なる使い方で異論も有るでしょうが、私はAVアンプ設定で、LFEをメインSPミックスにし左右信号から抽出したLFE音でCubeから出すようにしています。こうすると臨場感がかなり良くなります。ただし私の場合メインSPが昔の軽い38センチのウーハなので、小径のウーハ程LFE音重畳の悪影響が無いので一般に勧められる方法では有りません。他のサブウーハを使っていた頃からこうしています。
5. 使用しないLFE入力はショートする。これをやってみると外部ノイズの影響が確認出来ます。ここは取り説にあるように高音カットしていません。またLFEレベル調整VR、ルームチューニングVRも最小にします。入力をショートしていても効果が有るようです。機会が有るたびに書いていますが、未使用の入力ラインは原始的ですが配線をつながず出来ればショートするべきです。費用が掛からず音が良くなります。(悪くならないだけです)特にフォノ入力がある場合は必ずショートプラグを差してください。

以上は私が行って改善できた事です。どう良くなったかはあえて書きません。
最後にこの掲示板を盛り上げるために、この文章を読んだ方は短くてもかまいませんのでコメントをお願いします。私がこの文章を書くのに1時間掛かりました。何の見返りも期待はしていませんが、何の反応も無いのは悲しいことです。

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私はD,cubeを使い初めて半年程になります。逸品館の掲示板からこちらに来てみました。 ACコードは付属品をそのまま使っていますがこれから試してみようと思います。アースとは観点が凄いですね。自分も試したいですが大地アースといいますとアース線は実際にはどこに落とせば良いでしょう? 野外まで引いていられるのでしょうか。
 スパイクは私も当初考えましたが既製の脚が大きくこれより大きく、合うスパイクが無いのと強固そうなので不要かと思いました。ただ直接床にはおかずに厚めで重量のあるボードを敷いています。無いときと比較はしていませんが。敷かないよりはいいはずです。 

 位置の調整ですがこれが一番の要ですね。私はレーザーセッターはメインのフロントには使いましたが、d,cubeにはどうしたら活かせるか解りません。スペースの都合、フロントSPの中央よりかなり右寄りにしています。聴感上はだいたい合ってるようには鳴っています。ミリ単位で聴きながらやって行くしかありませんね。  以上ですがT.Nさんの使いこなしはとても参考になりました。

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> アースとは観点が凄いですね。自分も試したいですが大地アースといいますとアース線は実際にはどこに落とせば良いでしょう? 野外まで引いていられるのでしょうか。
屋外に90cmのアース棒を3本と短いアース棒1本(長さを失念しました。何れも松下の製品をオヤイデ電気で購入)を個別配線で2階の部屋から屋外に引いています。外壁を太い線が這うことになるので人には勧められません。エアコンの配管に沿わせて目立たなくしてました。
最近はオーディオ機器にもDSPやスイッチング電源が使われるようになりました。私は産業用スイッチング電源やインバータの設計をしていますので、ノイズの測定や対策を多少知っています。経験からこういった機器では入出力の配線と放熱器からノイズが出るのですが、耳で製品を作って行く場合音が悪くなるのでノイズ対策しないケースが多いようです。私は過去にイギリスのガレージメーカーのD/Aコンバータを使っていた時期が有りました。高サンプリングでアナログフィルターを追放した製品ですが、ノイズが多いのでTVの画面に縞が入り他の機器の音も劣化させていました。オーディオ機器ではノイズ規格は無いようですが、大きなメーカでは電波暗室でノイズ測定し対策しているようです。(内部写真を見る限りは)お金を掛けて音を悪くしていることになりますが、例えば音が悪くなると言ってヒューズを取る事は出来ません。しかし音が悪い製品は誰も買わないのも事実です。
発生するノイズの大小を問わず、他の機器に影響は与える筈ですから使用者側のノイズ対策もやってみる価値は有ります。ただ効果は使用環境で異なります。
>  スパイクは私も当初考えましたが既製の脚が大きくこれより大きく、合うスパイクが無いのと強固そうなので不要かと思いました。
音を出している時キャビネットに触れるとと解りますがかなりの振動です。スパイクを使うと音が非常に明確になります。ところでD.Cude2には着脱出来るネットが付いています。当初使用周波数帯域が低いのとデザインの観点からネットを付けていましたが、スパイクを追加するとネットの有り無しの違いがかなり大きくなります。一般のSPでネットを付けて使用している人はあまりいないと思いますが、Cudeの場合ネットを付けているケースは多いかもしれません。スパイクのおかげでネットがあるとはっきりと音が劣化するのが解ります。まさに空気抵抗になっているようです。
>  位置の調整ですがこれが一番の要ですね。私はレーザーセッターはメインのフロントには使いましたが、d,cubeにはどうしたら活かせるか解りません。スペースの都合、フロントSPの中央よりかなり右寄りにしています。聴感上はだいたい合ってるようには鳴っています。ミリ単位で聴きながらやって行くしかありませんね。
私も元々狭い部屋に不釣り合いな大きなSPが有った所へD.cude2とバイアンプにするためのラックを追加したため置く場所の選択は出来ませんでした。従って置けた場所での調整しかしていませんが、低周波でほぼ無指向性なのと音源が1個なのでメインSPと合わせるだけで良いのでは無いでしょうか。これがこの製品のコンセプトの筈です。−>村田さん違いますか。
>  以上ですがT.Nさんの使いこなしはとても参考になりました。
お役に立てて投稿した甲斐が有りました。新たな使用者の投稿を待ってます。

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