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スレッドNo.376

FIRって本物?

最近、FIRフィルターが人気ですが、FIRのチャンネルディバイダーならどんな入力波形でも再現可能なのでしょうか?
小耳に挟んだ情報では、アナログフィルターの場合(特殊な回路除く)、どんなに頑張っても入力=LPH+HPF=出力とならないそうです。
6dB/OCTの組み合わせでも入力が正弦波ならF特・位相がフラットになるが、インパルス応答(方形波等)だと周波数による時間ずれが生じて波形再現が出来ないそうです。音楽は単一正弦波ではなく複数のインパルス応答の集まりですよね。
入力ーLHF=HPFとなる差動回路をつくると想像を絶する特性のHPFとなるそうです。
さて、ディジタルによって実現された位相フラットの夢は現実にはどうなのでしょうか?私の頭ではどうも理解できない。

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ルームチューニングの地方への出張の合間に関東圏のチューニングも加わって、ついついご返事が遅れてしまいました。

さてフィルターの種類と波形再現性についてですが、シミュレーションのグラフ、測定データの画面など、画像を使わないと説明が不可能な部分が多いので、HPの本文中にページを設けます。暫くお待ち下さい。

ところでSPを除くオーディオシステムは、生産コストさえ下がれば全てデジタル化できる状況です。そのときのSACDの動向がどうなるのか非常に興味があります。アナログオーディオで如何に大金を注ぎ込もうとも解決し得なかったチャンネルディバイダーの位相ずれを解消できるFIRフィルターの演算が、DVD(CD)のフォーマットにしか適用できないからです。勿論SACD(DSD-format)からDVD(PCM-format)のフォーマットに変換すれば解決ですが・・。

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> ところでSPを除くオーディオシステムは、生産コストさえ下がれば全てデジタル化できる状況です。そのときのSACDの動向がどうなるのか非常に興味があります。アナログオーディオで如何に大金を注ぎ込もうとも解決し得なかったチャンネルディバイダーの位相ずれを解消できるFIRフィルターの演算が、DVD(CD)のフォーマットにしか適用できないからです。勿論SACD(DSD-format)からDVD(PCM-format)のフォーマットに変換すれば解決ですが・・。

そうなんですよね。SACDのデジタル出力はi-LINKで取り出せますが、フォーマット変換が必要ですね。しかし一部の高級SACDプレーヤでもPCM変換して出力している機種もあり、ここはフォーマット変換のデメリットよりもオールFIR処理のメリットに期待して、是非DSD受けの出来る製品の開発を望みます。

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本格的なFIRのデジタルプリ、EQ、チャネルディバイダを作ろうとするときSACDがネックになります。改めて調べて見ましたが、やはりi-Linkからしか取り出せないですね。そしてこのi-Linkがオーディオ各社各様でP社とY社に互換性がある程度で、プロトコルが不統一です。当分この状況は変わりそうもありません。

不統一なプロトコルを調べるくらいなら、ユニバーサルプレーヤーを改造し、DSD to PCMの変換回路をプレーヤーに組み込んでしまい、全てをリニアPCMデジタル出力として取り出してしまうことの方が現実的です。DSDを Fs(44.1k),2Fs,4Fs のリニアPCMで出力させる構成にすれば良いでしょう。DSPの速度が足りれば 8Fsでも良いですね。8Fs-24bitのD/Aが無いかな?

デジタルプリの入力段にはメモリーバッファが付きますから、新たなクロックでD/A変換することにすればトランスポートに起因するジッターは'0'にできます。つまり低価格なユニバーサルプレーヤーを改造すれば事足ります。

生産完了品ですが、LuxmanのDU-10はDSDをPCMに変換したデジタル音声出力が付いているようです。HPで確認しただけなので詳細は?ですが・・

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