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スレッドNo.19

生物学者と参議院議員・弁護士が語る、辺野古新基地の行方

 3月16日にフジサワ名店ビル6Fイベントホールで、「憲法を活かす湘南の会」主催で講演・報告・対談が開かれた。
 はじめに東京経済大学教授の大久保奈弥さんの講演があり、専門の珊瑚を中心とした海洋生物学の観点から、マイクロプラスチックが珊瑚に与える影響や珊瑚移植の研究についての話があった。辺野古沖の大浦湾は珊瑚礁が多様な生物のすみかになっていることに触れ、沖縄防衛局は珊瑚移植で環境を保全するとしているが、移植先では白化して半数以上が死滅した群体も多くあると指摘。国は移植で珊瑚を増やそうをテーマに映画を制作したり、珊瑚礁保全ツアーを企画しているが関連企業を儲けさせているだけで、養殖珊瑚がすくすく育つことはない。移植・養殖を環境破壊の免罪符にしようとしているが、科学的事実に基づくべきであると批判された。
 続いて参議院議員の福島みずほさんが、これまでの辺野古新基地反対の活動と国会報告を行った。西南諸島は軍備配置で激変したことや、いま話題になっている政治と金(裏金)の問題は大企業のための政治が生んだものであること。戦闘機輸出がらみで、政府は経営不振の軍需産業の国営化を計画している事などを報告された。
 最後にお二人の対談があり、選択的夫婦別姓の話も取り上げられた。大久保さんは論文を通称で書いているので、海外の研究機関から講演や研究発表の招待があってもパスポートやホテルの宿泊は戸籍名が必要で混乱を招いていること。福島さんからは選択的夫婦別姓も同性婚も、幸せになれる家族が増えるだけで困ることはまったく無いと話された。
(写真は左が福島さん、右が大久保さん)

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年03月17日 21:30)

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