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スレッドNo.22

高校生平和大使 神奈川 2023年実践報告会

 核兵器の廃絶と平和な世界の実現を求めて 、1998年に長崎で始まった高校生平和大使の活動も、今年で26年目を迎えた。コロナ禍で3年間途絶えた海外での活動も昨年再開され、8月にスイス国連軍縮本部へ全国から選出された22人の高校生平和大使が派遣された。
 3月23日に高校教育会館で、神奈川県のメンバー4人が自ら企画し、スイス派遣と高校生一万人署名活動の報告会をおこなった。以下に概略を紹介します。
 スイス派遣の行動内容は、世界YWCA訪問、軍縮会議日本政府代表部表敬訪問、同代表部主催レセプション参加、軍縮会議傍聴・軍縮局訪問そしてアンネフランクの家見学であった。特に、YWCAのディスカッションでは戸外で車座になり言葉の壁を超えた対話ができた事、アンネの家では見学者の幼い子が、15歳で亡くなったという掲示を見て”So young!”と叫んだ事などが印象に残ったという。
 署名活動では、学習会、イベント、街頭での活動を通して感じたことが話された。日吉台地下壕見学、長崎研修、Jリーグ会場前での署名活動などを実施したなかで、街頭では無関心でも同じ関心・興味をもつイベント会場の若い世代からは署名に応じてもらえたことに力を得たという。
 報告会の後、出席者を交えてワークショップが開かれた。4つのグループに分かれ、①なぜ核兵器を無くさなければならないか、②被爆者が高齢化していく中でどのように核廃絶の思いを次世代に繋いでいくかの2点に絞って、それぞれ熱気のある討論が行われた。全体会では今後の平和活動について、若者だけでなくシニアも含めて身近なところから話題の輪を広げようという発表が行われた。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年03月24日 11:11)

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