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スレッドNo.58

第21回憲法集会〜核も戦争もない平和な世界をつくりましょう〜

 27日に、かながわ県民センターで「憲法を守るかながわの会」主催の講演会が行われた。主催者等の挨拶のあと標記のテーマに基づき、お二人の講演があった。
 まず神奈川県原爆被災者の会長 丸山 進さんから、被爆者の活動とノーベル平和賞受賞の話があった。受賞理由の骨子としては次の5点を挙げられた。
・日本被団協は核兵器のない世界の実現に向け努力した
・核兵器が二度と使われてはならないことを証言を通じて示した
・被爆者の証言は世界で幅広い核兵器反対運動を生み出した
・現代の核兵器は文明を破壊しかねない
・平和に取り組んできたすべての被爆者に敬意を表す
 日本被団協は1956年に結成し活動を続け、今年で被爆から80年になる。被爆者に残された時間は多くない、日本政府が行動を起こすためには若い力が必要。草の根運動で政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求めようと訴えた。
 次に登壇されたのは、広島平和文化センター被爆体験伝承者の歌 玲子さん。15歳で被爆され現在ご高齢の「切明 千枝子さん」の目を通した被爆体験を語られた。
 多くの軍事施設があった戦争中の広島の町の様子、子供のころ宇品の港から戦地に向かう兵隊を旗を振って見送ったこと。女学校入学後は勤労動員で被服支厰で働き、古い軍服の洗濯や修繕を行っていたことなどを話された。そして迎えた8月6日、切明さんは関節痛のため建物の陰で休んでいたところ、まるで太陽が目の前に落ちてきたように感じて気を失った。切明さんは自身も体にガラス片が刺さるなど負傷した状態で、クラスメートの看護をしました。髪の毛がちりちりになり、幽霊のように手を前にあげて学校に戻ってくる下級生たちもいたとのこと。
 おわりに、広島は加害の町でもあり「平和はすわっていたのでは、むこうからやって来ません。だまってすわっているうちに、どんどん戦争の方へいってしまいます。」とのメッセージを伝えられた。

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年05月28日 12:48)

 講演に続き、今年参加したばかりの二人を含む四人の「高校生平和大使」から発言があり、「私たちの未来は、核兵器によってもたらされない!」と活動へのカンパと署名を訴えた。
 最後に、福島みずほ議員・弁護士から「私たちの手で平和をつくろう」と訴えがあり、国会で核兵器廃絶と核兵器禁止条約会議オブザーバー参加を求めて活動しているとの報告。さらに安保三文書が着々と法律化されていることに触れ、この流れを立憲野党とともに止めたいと決意を述べられた。

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