阿武隈急行
福島県の福島駅と宮城県の槻木駅を結ぶ第三セクターのローカル鉄道線。かつては国鉄「丸森線」として運行され、東北本線のバイパス路線として計画されていたこともあった。東北新幹線の開通もあって、その役割は消滅し廃線対象路線となった。地域の反対などがあり1986年に第三セクター阿武隈急行株式会社として設立され、2年後に全線電化された。現在は通勤、通学の足として利用されているが経営は厳しく、電車と線路の上下分離方式など鉄道会社と自治体の間で改善策が検討されている。今回は応援の意味もあり、福島駅から槻木駅まで(約70分)を完乗した。沿線は自然豊かで、阿武隈川沿いに田園風景など景観が楽しめた。終点の槻木駅からは同じホームの対面でJR東北本線の仙台行きに連絡していた。