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スレッドNo.1060

うさぎ座R

うさぎ座Rは、別名クリムゾンスターとも呼ばれている赤い星です。炭素星と呼ばれる分類の恒星で、恒星大気中に炭素が多く含まれている事で短波長成分が吸収され、その結果赤く見えているのです。ミラ型の変光星としても有名で、最近、このRがかなり暗くなっている事が報告されており、私の観測でも10等台から11等前半程度でした。周期は445日となっているのですが、さらに長い40年ほどの周期もあると言われています。つまり二重周期を持っているわけです。このグラフは2009年末から現在までのうさぎ座Rの光度曲線をVSOLJのサイトでプロットしてもので、青い点は私の観測データです。確かに、2年ほど前から暗くなっていますね。さて、どこまで暗くなるでしょうか?

本来なら観測には15cm反射を使うべきなのですが、無精者なので8cm屈折で行っています。そろそろ15cmを使いたいのですが、真南より西の空の観測では、反射の接眼部がバルコニー側に向いてしまうので、環境光の影響が多きいだけでなく、体がバルコニーの手摺側になってしまい、覗きにくいのです。

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