9月8日(月曜朝)の皆既月食
今回の皆既月食は西の低空で起きるということで地表近くの景色との共演もありますが人工衛星との共演もあることがステライメージのシミュレーションで判りました。
国際宇宙ステーション自体は地球の影の中を飛行してしまうので真っ暗なのですが青森の大間まで行けば部分食状態の月の前をISSのシルエットが横切るところを見ることができます。大間では発生する4時11分48秒ごろの高度が11度ほどなので海岸から狙えれば最高なはずです。
詳しく計算はしてませんが朝方なので静止軌道にいるような人工衛星(右上から左下に並んでいる衛星たち)も地球の陰に次々に入っていくのも広角で写真を撮ったら判るかもしれません。静止軌道は月までの距離の1/10ぐらいなので月面に落ちる地球の影よりかなり広い範囲で地球の影の影響があると思います。MMS-1/2/3/4という衛星は静止軌道より若干遠くにいるようなので狙い目かもしれませ。三角関数で静止軌道上の地球の影の範囲を計算できると思うのですがどなたか求めてもらえませんか?