2025/09/08皆既月食2
宮城県の雨がやみそうにないことが分かり、茨城県日立市の公園まで遠征しました。皆既になって星が見え始めたところから、皆既月食中の月と星空を連続撮影しました。本当は部分食が終わって沈むところまで入れたかったのですが、月が明るくなりすぎて、薄明も始まって星が見えなくなり、仕方なく星が見えている頃の時間までを選んで比較明合成を行いました。月の色の変化が少しわかるようです。
撮影データ ニコンZ6Ⅱ 24-120㎜f4(24㎜f5)10秒 ISO1600 固定撮影
2:43~4:24 585枚比較明コンポジット 茨城県日立市にて
今回の茨城県の空は快晴状態で、文句なしの条件でした。これまでためらってきた地球の影を撮影できるように小型の赤道儀にカメラを一台載せてそのまま恒星時追尾にしたまま撮影を開始しました。画像の右から左へ向かって月が移動します。月の欠けた形から、地球の影の形が浮かび上がります。今回の簡便な方法では、影がいびつになってしまいますが、それを補正する処理方法は分からないのでそのままご覧ください。
撮影データ 右の月:ニコンD750 シグマ100-400㎜f5-6.3DG(400㎜f8)スカイメモS 2:00 1/250 ISO400
皆既月: 同上 3:22 8s ISO800
左の月: 同上 4:20 1/250 ISO800