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スレッドNo.806

眼視観望用の1本なら70mmアポクロ屈折

変光星観測や私的観望、公開観望会などでは、ほとんど屈折鏡筒を使っています。今使っているのは、写真にある笠井トレーディングのBLANCA-60SED(60mm, F6 アポ)、SVBONY SV503 80ED(80mm, F7 アポ)、そしてTelevue TV-85(85mm, F7 アポ、冬場用にアルミシートを巻いてあります)の3本。写真の状態での各鏡筒の重量ですが、60SEDが2.3kg、SV503が3.2kg、TV-85が4kgとなっています。以前は、観望用鏡筒を1本持つなら、80mm, F7クラスのアポだとずっと思っていたのですが、60mmと80mmを使っていて基準を変更。それは

*屈折鏡筒を1本持つなら、70mmのF7クラスのアポ屈折

と言うものです。普段自分が手持ちの機材の観望で経験していて得た知見として、80mmだとちょっと大きいし、60mmだとやや力不足。月面、惑星やメジャーな星雲・星団の観望なら70mmが、能力でも稼働率でもベストだと感じたのです。星団・星雲観望で便利な約3度の広い実視界が得られるのでRFTとしても使えますし、月面・惑星観望で必要な100倍の倍率も楽に得られますので、一生モノになります。ただ選択肢としては、SVBONY SV503 70EDか、BLANCA-72SEDしかないかも・・・70mmのアクロマート鏡でF10程度の長焦点セット品は、月面・惑星専用と思って下さい。月面・惑星を見たら「お蔵入り」になるのは確実です。

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テレビュー製品は、TV-85とアイピース5本を持っていますが、かなり前に購入したので今の価格の60%程度で購入しています。なお眼視観望派なので、フリーストップの微動付き経緯台(サイトロンのSJ-M経緯台)と大きめの軽量カーボン三脚(INNOREL RT-85C)で約4kgになります。これで80mm短焦点アポまではOKです。

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いつも興味深い報告ありがとうございます。
トータルで「気持ちいい星像」って大事だなと思っています。
写真を見るとTV-85は手が出ませんがが魅力的だなと思います。
そうはいうものの鏡筒+架台の重さ,自分のこれから先を考えると軽いのも大事かなと考えてしまいます。
眼視観測の楽しみの報告楽しみにしています。

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