スナルトの方陣
魔方陣の本で、「方陣の研究」(平山諦,阿部楽方、大阪教育図書)の中で、幸田露伴の「方陣秘説」で紹介されていた、スナルト氏の七方陣というものがあります。(https://userweb.pep.ne.jp/c6v00030/r128.htmlの「説明第九」を参照)
40 39 08 34 09 25 20
03 12 47 07 45 33 28
16 42 11 22 10 48 26
31 17 15 49 13 18 32
27 41 21 04 14 44 24
35 19 37 30 46 06 02
23 05 36 29 31 01 43
この方陣では縦・横・対角線の総和だけでなく、正角と称する中心のマスで直角に折れ曲がる7マス(例:34,7,22,49,15,17,31、および、40,12,11,49,21,19,23)、鋭角と称する45度で折れ曲がる7マス(例:40,12,11,49,15,17,31)、鈍角と称する135度で折れ曲がる7マス(例:34,7,22,49,21,19,23)の総和も等しく、さらに、中心と四隅の計5マスの和、中心と四辺の中央の計5マスの和が等しくなっているというものでした。「方陣の研究」では中心のマスが47の場合もつくることができたそうですが、45の場合はできていないそうです。
スナルト氏の方陣を五方陣にすると、例えば、
10 04 25 09 17
05 22 07 15 16
08 24 01 21 11
23 13 12 14 03
19 02 20 06 18
というものがありますが、中心のマスが1以外の3,5,7,9,11,13の場合は可能でしょうか。
また、スナルト氏の方陣を九方陣、十一方陣、...としたものは可能でしょうか。