末期症状かな?
こんにちは。
期末テストが始まり、少しだけ早く帰れました。
少しだけ、こちらに書き込む意欲が出ました。
教員不足が叫ばれている昨今ですが、今、ひしひしとそれを実感しています。
我が校に転勤してくる若手が、ことごとく力がない人なんです。
最初は、中堅から上の世代が忙し過ぎて、先輩から十分な教育を受けられていないのかと思っていました。
でも、どうやらそもそも力のない人しか採用できていないようだということが分かってきました。
1学年5クラスの学校です。
うちの学年は、担任のうち若手が2人。アスペルガータイプの40代が1人。
アスペルガータイプの人が「私は生徒に考えさせます」と放置し、それに若手が追随するので、仕方なく残りの2人で学年全体の躾をやっている感じです。大変です。私じゃない方の人がかなり優秀なので辛うじて保っている気がします。
新教育課程がスタートし、馬鹿正直に細かく評価しています。
恐ろしく業務量が増えました。コロナが明けて日常が戻ってくると、以前との業務量の違いが明確化でき、その違いに愕然とします。以前だって忙しかったのに。
忙し過ぎて、横のつながりが切れています。
生徒会部主導の行事のためにロングホームルームが入るはずなのに、時間割に入っていないことを教務部に指摘したら、「知ってるけど、生徒会部が言わないから入れてない。」
私も生徒会部長に言えばよかったのだけど、忙しいし、生徒会部長とは普段から話さないので、わざわざ言いませんでした。その場に学年主任もいたし、言うならこの人が言うよね、とも思いました。
おかげで、生徒会部はてんやわんやですが、うちのクラスにはあまり関係ないので、横目で見ています。(関係あったら強く言うと思う。)
極限まで自分の業務に関わることだけに集中しても、事務作業の量は恐ろしいし、生徒や保護者の話は(業務に必要なので)丁寧に聞くため、帰りは遅くなります。
(部活はほとんどやってません。)
今日は久しぶりに早く帰れて、カーステレオでクローズアップ現代を聞きました。職場のコミュニケーションについてやっていました。真逆だな、と思いました。ほんの数年前までは、横のつながりがすごくて、一つの目標に向かって能動的に走れる集団だったのに。
今、一番かわいそうなのは、誰にも愚痴れない校長なのだろうと思います。
10%は要らないな。
でも、文科省が手をつけられるところには限りがあります。政治的な決断が必要なのでしょう。悠長に議論するつもりのようですが、長引かせれば、ガンは全身に転移するでしょうね。
そうしたら、私は辞めても良いかな。それか、沈みゆく船の中で、我関せずで給料もらって過ごすか。
子どもたちは、とりあえず公立から脱出させました。力のない教員問題の波は、公立より少し遅れて来そうです。その前に卒業してもらいましょう。